こんにちは。なごむです。
今日はEXCELで上限・下限を設定する方法を紹介します。
今回使用する関数は2つです。
今回使用する関数
- MIN関数
- MAX関数
MIN関数を使って上限を設定する方法
「MIN関数」は最小値を表示することができる関数です。
「MIN関数」を使用して、下の図の「C5」から「D5」を引いた値を「E5」のセルに表示する際の上限を100にします。
「E5」のセルに次のように入力をします。
=MIN(100,C5-D5)
これを入力すると「E5」のセルの上限が下図のように100に設定されます。
以上の数式で上限を設定することができました。次は下限の設定を見ていきます。
MAX関数を使って下限を設定する方法
「MAX関数」は最大値を表示させる関数です。これを使うことで下限の設定を行うことができます。
「MAX関数」を使用して、下の図の「C5」から「D5」を引いた値を「E5」のセルに表示する際の下限を100にします。
「E5」のセルに次のように入力をします。
=MAX(100,C5-D5)
これを入力すると「E5」のセルの下限が下図のように100に設定されます。
以上の数式で上限を設定することができました。次は関数を組み合わせて
上限と下限両方を設定する方法を見ていきます。
MIN関数とMAX関数を組み合わせて下限と上限を設定する方法
「MIN関数」と「MAX関数」を組み合わせて下限と上限の両方を設定します。
下の図の「C5」から「D5」を引いた値を「E5」のセルに表示する際の「下限を0」「上限を100」にします。
「E5」のセルに次のように入力をします。
=MAX(0,MIN(100,C5-D5))
これを入力すると「E5」のセルの下限が下図のように「下限を0」「上限を100」に設定されます。
実務で使うとすると、例えば下の図のようなパターンが使えるかと思います。
補助金が出て、そこから会社が最大で100円まで負担するというパターンです。
まとめ
今日は、「MIN関数」「MAX関数」を紹介しました。
今回使用した方法以外にも、指定した範囲の中から「最小値」「最大値」を探すときにも使える関数です。
「MIN関数」「MAX関数」を使用したエクセルデータもぜひ活用してください。