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ドント・ルック・アップネタバレ映画感想 豪華キャスト陣による、ブラックユーモアあふれる作品


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この映画をおすすめしたい人

  • 社会風刺画が好きな人
  • ブラックユーモアを楽しめる人
  • 考えさせられる映画が好きな人

あらすじ

大学院生のケイトは、彗星を発見する。

発見に喜ぶのもつかの間、ミンディ教授は軌道を計算するうちに

この彗星が半年後に地球に衝突することを発見する。

 

ケイトとミンディ教授は、この地球の危機を

世界に知らせようと奔走する。

果たして地球はどうなってしまうのか。

 

予告

予告編

感想

ディザスタームービーのようでそうではない

彗星が地球に衝突する。

映画「アルマゲドン」以来、

割とポピュラーな設定になった気がする。

 

いつもであれば、地球を救うために

政府や民間の人間が協力して

助かるために行動をする人間模様を描くのがセオリーです。

 

この映画の面白いところは、この危機に際して

政府も民間も、欲望のままに行動していくところ。

あと半年しかないのに、登場人物がみんな欲望にまみれている。

 

地球の危機が6か月後に迫っている。

主人公たちは、そのことを必死に伝えようとするのに

その危機が、周りに全く伝わらないのである。

 

危機に際しても欲望を抑えられない。

人類の愚かさを描いたような作品。

非常に興味深く面白い作品だった。

 

6ヶ月後に滅亡の危機がせまる状況の中、政治利用しようとする大統領。

企業として利益を得ようとする民間企業。

滅亡を回避するため行動する研究者。

それぞれの考えに振り回される民衆。

 

どの立場の人間も、危機の中で愚かな選択をしてしまう。

そんな姿をうまく描いた映画だなと思いました。

現実に起きても、この映画のような過程、結末を人類は

迎えてしまうのではないかと思える作品です。

 

まとめ

ブラックユーモアの効いた作品ですし

出演者も割と豪華な顔ぶれがそろっています。

もう少し時間を短くまとめてくれるともっと良かったですが、

豪華な出演者を見るだけでも、楽しめる映画だと思います。

 

キャスト

✅ 監督 アダム・マッケイ

✅ レオナルド・ディカプリオ(ランドール・ミンディ役)

ケイトが発見した彗星が地球に衝突することを

発見してしまった人。

メディア慣れして、徐々に変わっていく姿がおもしろい。

 

ちょっとうだつの上がらない教授が

世間からかっこよく見られていきますが、

普通にディカプリオが、かっこ良く、その変貌をうまく演じている。

 

✅ ジェニファー・ローレンス(ケイト・ディビアスキー役)

彗星が地球に衝突することに対して

誰よりも危機感を感じているが、

それが上手く世間に伝わらずイライラしている。

 

人類を助けたい、みんなに本当のことを伝えたい一心なのに

変な人と世間で見られてしまうかわいそうな人。

本当にこんなことが起きたら、この映画のような生ぬるい感じではなく

社会的に消されてしまいそうな気もします。

 

彼氏に振られたり、家族から拒絶されたりと、かなりかわいそうな一面はありますが、

最後のほうでは、自分を理解してくれそうな男性と出会え

何となく救われた気もしました。

 

✅ ロブ・モーガン(テディ・オグルソープ役)

政府側で唯一理解してくれた人。

間に挟まれて、一番ストレス感じそう。

 

✅ オーリアン大統領(メリル・ストリープ役)

こういった映画では、いつも率先して地球を救う行動をとるところですが

あくまで政治のこと、自分の保身を考えて行動する。

最後の最後に、この大女優にあんな扱いするのは笑ってしまった。

 

✅ マーク・ライランス(ピーター・イッシャーウェル役)

彗星を細かくしてレアメタルをゲットしようとする。

彼の行動が、人類の運命を左右したとも言える。

きちんと助かる道を残しているところはすごい。

 

ノアの箱舟的なものを開発した技術はすごいので、

彗星を細かくすることも実はできたのではないかと思うが

失敗しても取り乱さず、静かに逃走するのが経営のトップとしてはすばらしい。

 

✅ ジョナ・ヒル(ジェイソン・オーリアン役)

エンドクレジット後ではあるが、

彗星衝突後に、生き残った描写がある。

どうやって助かったかは謎だが、悪運が強い。嫌味な人ほどしぶといのだろう。

 

関連サイト等

NETFLIX

 

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