この映画をおすすめしたい人
- サスペンスやミステリーが好きな人
- 人間ドラマに興味がある方
- キャラクター成長に注目したい人
あらすじ
“血の大みそか”から15年後の2015年。
ケンヂたちの努力にもかかわらず、
世界は“ともだち”と呼ばれる謎の存在によって
支配されていた。
高校生となったカンナは、
“ともだち”の支配に
反抗的な態度を示していた。
ある日、カンナは“ともだちランド”での
研修を命じられ、そこで驚くべき真実と
向き合うことになる。
予告
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感想
カンナの成長と反抗
カンナは、幼少期にケンヂたちと過ごした
日々を覚えており、“ともだち”の支配に
違和感を感じている。
世間的には、ともだちが世界を救って
叔父であるケンヂがテロリスト扱いに
なっているためだ。
幼少期の記憶がそこまで残るのも
違和感はあるのと、その幼少期の
記憶だけで、ケンヂをそこまで
信頼できるのかとやや疑問も残る。
“ともだちランド”への研修を
命じられることになり
さらにこの世界の教育にも嫌気がさしてしまう。
新キャラクターの登場とその影響
第2章では、カンナの友人となる小泉響子や、
謎の英語教師サダキヨなど、
新たなキャラクターが登場。
割と誰が誰なのかわからなくなるのと
ともだちの正体がさらに混沌としてしまう。
とにかくともだちの正体がよくわからないので
サスペンス要素としてはいいのだが、
それが物語全体の把握がよくできなくなり
ちょっぴりストレスだったりする。
さらなる展開
第1章で主人公だったケンヂが
この章ではほぼ出てこないので
主人公交代でこのまま突き進む勢い。
ケンヂが叔父とはいえ
カンナが最後の希望と言うのも
やや弱いかなとも感じた。
しかし、いろいろな登場人物のおかげで
物語はちょっとだけ先に進んだ状況。
新事実もいろいろ発覚していく。
最終的には、ケンヂの復活をにおわせ
次の章につなげていくことになる。
なかなかに引っ張る物語だ。
まとめ
ともだちの正体については
謎が深まるばかり。
進んでいるけど進んでいない感じ。
物語の展開として、割とスローペースなので
もう少し、テンポよく進んでもいいのかなと。
かなりの年数を描いた物語なんだけど
その割には、中身がそれほど深くなかったり。
ともだちがここまで信仰されてる動機付けとかちょっと弱い。
小学生が書いた預言の書を基にと考えると
そこまで深く描ける要素もないのかなと感じた。
キャスト
✅ 監督 堤幸彦
✅ 豊川悦司(オッチョ役)
カンナのボディガードとして
最高のキャラクター。
主人公より主人公っぽい。
✅ 常盤貴子(ユキジ役)
前作では、割と尖っていて
ケンヂにも強気な発言をしていた割に
今作では、トーンダウン。
母親代わりのようなことを
やったために、丸くなったのか。
キャラが変わってやや残念。
✅ 香川照之(ヨシツネ役)
おとなしめに見えるけど
裏でいろいろやることはやっている。
スパイとして優秀過ぎる。
✅ 小日向文世(ヤマネ役)
ともだちを神様に格上げした
立役者とでもいいましょうか。
思ったより活躍しなかった。
✅ 小池栄子(高須役)
ともだちの信者としての役割で
いい感じのキャラを演じています。
よく似合うキャラでした。
✅ 佐藤二朗(巡査役)
最近ではややおちゃらけた
キャラのイメージがついていますが
(個人的に福田監督のせいかと)。
今作では、そのキャラとは違い
狂気的な警官としての二朗さんを
なかなかに楽しめました。
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