この映画をおすすめしたい人
- スリリングなストーリーが好きな人
- アクション映画ファン
- ブルース・ウィリスやリチャード・ギアのファン
あらすじ
マフィアのテレクの弟が殺害され
彼は復讐することを決める。
テレクが雇ったのは、暗殺者「ジャッカル」。
ＦＢＩ長官が狙われていることを知り
ジャッカルの正体を知る元テロリストの
デクランに協力を持ちかけることに。
予告
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感想
２大スター共演作
リチャード・ギア、ブルース・ウィリス
この２人の共演と言うだけでもワクワクしますね。
当時評価は低いですが、興行的には成功と言うのも当然かと思います。
暗殺者には、テロリストをぶつけるという
目には目をの発想設定の作品ですが、
テロリストのリチャード・ギアが良い人過ぎて
悪と悪というより、悪と善という構図になっているのが、少し残念なところ。
元テロリストのデクラン
元テロリストというデクラン。
唯一、ジャッカルの顔を知っているということで
ＦＢＩの要請により、協力をすることに。
元テロリストと言う割には、とても良い人。
あまりテロリストっぽい感じがない。
もう少し、ギラついた感じが欲しいところ、さわやかすぎる。
あまり活躍が見られないことも気になる。
ジャッカルの手口は、よく知っているとのことなので
確かに劇中ではジャッカルの動きを読んではいます。
でも、けっこうジャッカルがうっかりさんだったりするので
デクランがいなくても、ＦＢＩだけで
追い詰めることができたんじゃないかというのが正直なところ。
２大スターの対決と言う割には、あまり対決らしい対決は少なく、
どちらかというと頭脳戦みたいなところがメインになっていて
そのあたりに、物足りなさを感じてしまった。
暗殺者のジャッカル
誰も正体を見たことがないというジャッカル。
意外とツッコミどころが多い彼。これまでどうやって正体ばれずにやっていたのだろうか。
話が進むについて、うっかりさんになっていくので実力を疑ってしまう。
終始、用意周到ぶりをアピールしていくジャッカル。
変装も多用するので、いろいろな姿のウィリスが見れるのも
この作品の魅力かと思います。髪ふさふさだし。
常に冷静沈着で、ポーカーフェイスぶりも発揮していて
デクランよりも、ジャッカルが主人公なのかなと思えます。
途中まではすごくかっこいい。
ジャッカルがやらかしているところをあげていきましょう。
◆ 依頼人と直接会う
誰も顔を見たことがないと言う設定なのに
依頼人に簡単に顔を見せている。
誰も顔を見たことがないという設定がこの時点であやしい。
◆ デクランとの再会でいきなり発砲
思えば、デクランとの再会からジャッカルはおかしくなった気がします。
デクランは、再会したのに動揺がなかったことから、
内通者がいるのではと疑います。それくらい表情には表れてなかった。
しかし、催し物が開催されているようなところで
いきなり発砲するところを見ると
表情には出ていないけれども、内心すごく動揺していたのかもしれません。
それくらい、この時の発砲は不用意すぎた。
◆ 発射台の外注における失敗
発射台を発注したジャッカルですが、ここでもやらかします。
まずは、外注先の男が欲を出したので、試し撃ちもかねて殺害します。
欲を出すとろくなことがないですね。
ここまでは良かったのですが、なぜか死体処理をしなかったようで
簡単に犯行がばれてしまい、ＦＢＩに足取りをつかまれてしまいます。
さらにさらに、あれほど引き取ると言っていた設計図もなぜか回収しておらず
犯行手段までバレてしまう始末。そもそも暗殺にそんなもの必要でしたかね。
とまあ、なんだかデクランと会ってからは
精彩を欠くことが多く、ひそかに動揺したんだろうと思いたい。
射撃も連射＆散弾の銃で失敗しますし・・・いいところがないジャッカル。
そんな彼ですが、冷徹さが発揮されるときは
いい味を出しているので、やはり魅力的。
途中途中はかっこいいので、終始かっこよく描いて欲しかった。
まとめ
当時は知りませんでしたが、「ジャッカルの日」
という映画がオリジナルだそうで、そのリメイク版になるそうです。
正確には、オリジナルの監督などから反対されたので、
”影響を受けた作品”というのが正確みたいです。
最初は、リチャード・ギアとブルース・ウィリスの役どころも
反対だったらしく、双方気に入らず、変わったそうです。
この判断は大正解だと思います。
映画なので、あまりツッコミ入れるのもよろしくないので
どの映画もそうですが、あまり深く考えずエンタメでとらえるのがいいですね。
何年経って見ても、何回見ても飽きずに見れるのは
この作品がやはり魅力的だからかと思います。
今見ると、２人とも若いし、かっこいいですね。
特にリチャード・ギアの若い頃は
こんなに爽やかイケメンだったのかと再認識しました。
また、やっぱりブルース・ウィリスの変装も楽しめる映画です。
キャスト
✅ 監督 マイケル・ケイトン
✅ ブルース・ウィリス（ジャッカル役）
ポーカーフェイスで冷静沈着。
超魅力的な殺し屋。これまで正体がばれなかったのが
不思議なくらい、足取り残しすぎる暗殺者。
いろいろ変装してくれるので、その姿を楽しむこともできる。
基本顔があまり変わらないので、変装はしてるけど
割とバレバレではないかと心配してしまう。
✅ シドニー・ポワチエ（プレストン役）
デクランの良き理解者。
最後はわかりやすいほどの言葉を残して
デクランに逃亡を促すイケおじ。
✅ リチャード・ギア（デクラン役）
もう少し活躍して欲しかった。
元スナイパーという設定もそれほど活かされることなく
最後の最後のおいしいところも持っていかれてしまう。
✅ ダイアン・ヴェノーラ（ヴァレンチーナ役）
ジャッカルの残虐なところを
一番引き出した人。
✅ マチルダ・メイ（イザベラ役）
ジャッカルの顔を知っている女性として
協力を要請されるものの、あまり必要なかったような。
最後は、まさかの活躍。
✅ Ｊ・Ｋシモンズ（ウィザースプーン役）
編集長出てたんだと思わず思いました。
ある程度年数経ってから見ると、有名俳優がちょい役で
出てたりするのを発見できるのも面白い。
ジャッカルにあっさりやられてしまって
ああーってなってしまいました。
✅ ジャック・ブラック（イアン・ラモン役）
欲を出してしまって、ジャッカルの殺される。
Ｊ・Ｋシモンズ同様。久しぶりに見た時に
ああ、これジャック・ブラックだったんだと気付きました。
関連サイト等
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