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ぼくは明日、昨日のきみとデートする ネタバレ映画感想


(C)2016「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」製作委員会

あらすじ

大学生の南山は電車で出会った女の子にひとめぼれし、
電車を降りてすぐ、勇気を出して声をかける。
それがきっかけで、2人は付き合うことになる。
そんなある日、彼女が忘れていったメモ帳を見たことから
現実とは思えない話をされることになる。

予告編

感想

南山が福寿にひとめぼれして、告白して
付き合うようになって、2人が幸せに過ごす日々が
しばらく続くため、最初は何を見せつけられているのか?
という気分になってしまいました。
タイトルクレジットが出てきたのもだいぶ後だったので
今、タイトル!?前置き長くないっていう感じでした。

しかし、忘れていったメモ帳から、
実は、パラレルワールドからきたんですというような
告白を福寿からされたことで、2人の時間軸が
反対に動いているということ知る南山。
この設定が出てきてから、少し見方が変わりました。
急に時間軸の話が出てきたものなので、逆ってなに?
って感じになったので、感動というよりも、2人の時間軸を
考えることに精一杯になる始末。

物語は、南山の視点で進むのですが、福寿に
とっては逆だからどうなる?ということをずっと考えてしまう
わけです。物語に集中できない。
優しいところは、最終的には福寿の視点で
ダイジェストで振り返ってくれるのはありがたいですね。

ただ、時間軸が逆ということは、その日の行動も
逆に動いていくはずなんですが、1日の中での
時間軸はお互いが同じという展開なんですよね。
映画なので、ここについて深くつっこむのは
面白くないですからね。そういうことしたら、
映画を楽しく見ることができなるのでしません。

個人的な考察で言うと、門限が12時というところから
12時になると、福寿は元の世界に戻るのだと
思います。そして、6時に約束しているところを
見ると、おそらくは6時にこちらの世界に来ると
言うような生活をしていたのではないかと
そして、その戻ってくる日にちというのは、
1日前の日に戻るということの繰り返しを
やっているんだろうなと勝手に考察してみました。

時間の流れが逆になると、福寿視点から見ると
すごいことで、出会って初日に絵のモデルを、
そして2日目には、昨日会ったばかりの男の
両親に会いに行くという、すごい展開に
なっているのです。

そして、この話の悲しいところは、
南山視点だと、少しずつ仲良くなっていく
みたいな発展していく感じなんですが、
福寿からすると、どんどん逆に進んでいく
ことになることですね。
すべてが逆になってしまうんですよね。
初めて手をつなぐのは、南山視点ではそうですが
時間の流れが逆になる福寿からすると、そこから
先は手をつなぐことがなくなるわけです。
要は、手をつないでもいいかなっていうのは、
もうこれ以降手をつながないで。
付き合ってくれますかは?
これから先は別れましょうと同意語になって
しまうんですよね。それは泣きますね。

結果的には、絶対に実らない恋の話ですね。
なんだかよく考えると悲しい話でした。

まとめ

最初は、ほんとにカップルのいちゃいちゃを
見せられているのかと思いましたが、
最終的には2度見たくなる映画ですね。

おすすめ度 ★★★

人生の教訓にしようと思ったこと

  • 確実に実らないようなことには手を出さない
  • キャスト

    監督 三木孝浩

  • 福士蒼汰(南山役)
    パラレルワードから来た人を好きになった為
    その後の人生が心配な人。
    その後結婚はできたのだろうかとか
    いろいろ考えてしまいますね。
  • 小松菜奈(福寿役)
    どうやって行き来しているのか
    パラレルワールドを行き来できるための
    特別な人間なのか。
    この子も、その後の人生がどうなったのか
    気になるところだ。
  • 東出昌大(上山役)
    いろいろあった後で見てしまったので、
    現実世界と映画のキャラが同じなのかなと
    思ってしまった。劇中では、南山の親友のような
    役割ですごくいいやつである。
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