サスペンス 映画

十二人の死にたい子どもたち ネタバレ映画感想

あらすじ


自殺するために集まった12人の未成年たち。集まった部屋には12人と別に1人の遺体があった。そのまま自殺を実行しようとするもこのままでは、死後に殺人の被害者・加害者になる恐れが。集まった12人は、この遺体について調べを始める。

感想


自殺志願者が、ネットを通じて集まるという現代社会でも問題になっていそうな題材。

みんなで一緒に死ぬために集まったのに、そこに別の遺体が見つかるという、参加者からすれば、え?っていう状況。12人それぞれの事情もあり、手がかりを探すために、参加者同士でいろいろ探りを入れていく。

けっこうミステリーな展開になるのかと思ったけれど、意外と勘の鋭い子もいて、犯人と思われる子も意外とあっさり認めたので、謎解きもすんなりと終わってしまう。共犯者も見つかるけど、主犯が途中でいなくなったために余計な疑惑がさらに持ち上がってしまう。予想外な展開を続けたかったのかもしれない。

最終的には、みんなでまとまって、なんとなくハッピーエンドで終了。サスペンスとしては、微妙で人間ドラマのような要素のほうが強いのかと思いました。

まとめ


今回の映画、自殺志願者の集まりということでしたが、正直なところ、全員が生き生きとしすぎて、まず自殺しそうに見えない。自殺の理由付けはそれぞれできていたけれど、もう少し自殺しそうな感じが欲しかった。あまりに、死にそうにない人たちが集まりすぎたからか、あまり暗い感じにはならない映画だった。

死にたい理由はひとそれぞれ、死にそうにない人が自殺するというのも、外から見た以上に、抱えている問題が本人にとっては重いっていうのを表現したのかもしれない。

キャスト


監督 堤幸彦

1.高杉真宙(さとし役)
この集まりの主催者。もう何回もこの回を開いているという。救うことが目的なのか、それよりも、もはや趣味じゃないのかと疑ってしまう。

「死に憑りつかれた」っていう作中一番やばいやつと思う。終始中立的ですが、あらぬトラブルについては、もっと主催者が責められるべき。

2.渕野右登(けんいち役)
空気の読めないいじめられっ子っていう設定。全然、死にそうな雰囲気が本当にない。空気読めない発言はうまく繰り出せていたし、素でこの人は空気読めないんじゃないかと心配になった。

3.古川琴音(みつえ役)
ゴスロリ衣装の子。彼が死んだからというのが理由のようですが、この人もわりと元気で、自分は自殺しに来たのに、あなたみたいな影響力ある人は死んだらだめっていう勝手なことをのたまう子。自分がその影響を受けているからこそ出る言葉でしょう。

4.橋本環奈(りょうこ役)
役?といっていいのかな。

5.新田真剣佑(しんじろう役)
一番、死にたい理由が納得言ったように感じた。するどい推理で謎解きしていく子。頭いいのね。

6.黒島結菜(めいこ役)
親の教育が間違えると、こういう子を生み出してしまうのかというような。自殺するというより、自殺に追い込む側のような気がしてならない。

7.杉咲花(あんり役)
野心が強すぎて、本当に死ぬ気がないようにしか見えない。死で、世間にわからせると言ってましたが、どちらかというと、世間を先導して何か革命でも起こしそうなキャラでした。

最終的に、さとし君にまた開催するときは呼べというところを見ると、さとし君と同じようにちょっと危ない奴です。

8.萩原利久(タカヒロ役)
うまくしゃべれないのが常用薬のせいかはわかりませんがなかなか観察力の鋭い子。後半は、あまり目立たなくなるので、ほぼ前半でその役割を終えていたように感じる。

9.北村匠海(ノブオ役)
「君の膵臓を食べたい」「君は月夜に光輝く」に続き、この作品でも、女性にうまく利用される。そういう役しかないのか。今回は、使われるだけでなく、突き落とされたりもして割と被害が大きかった気がする。

10.坂東龍汰(セイゴ役)
悪ぶっているけれどもケンイチに対して、助けてやるようなそぶりも見せるなど、悪い子にありがちな、悪い子に見えるけど実は良い奴的なキャラクター。親に保険金をかけられるっていうかわいそうな身の上の子。

11.吉川愛(マイ役)
自殺をしに来た理由が一番、「え?」ってなった子。自殺したい理由はほんとにさまざまなんだなと思わせてくれる。でも本当にそんなことで死ぬ子はいるのだろうか。

12.竹内愛紗(ユキ役)
一番目立たなかったけれど、急に物語の一番重要な人になった子で、あまりに目立たなかったので、展開として、この子がなにかキーになるんだなというのが少し読めてしまった。

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