あらすじ
自宅のバスルームで妻に心臓マッサージを施すエドガー。妻は息を吹き返さずエドガーも意識を失う。
目が覚めるとエドガーはなぜか車の運転席におり、助手席には妻がいる。戸惑いながらも妻と自宅に戻るが、部屋のドアを開けると見知らぬ建物に入り込んでしまう。
そこではエドガーはテレビに映った老女から妻殺しの罪を追求される。
■Prime Video |
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感想
いろいろなタイムループものはありますが、殺人を犯すシーンを繰り返し繰り返しループするという、あまりはまりたくないループを繰り返すのがこの映画です。
主人公は、いきなり過去に戻ったかと思うと見知らぬ部屋に連れていかれ、殺人者同士でグループディスカッションをさせられるという、いきなりでは意味不明な状況に無理矢理置かれてしまいます。
当初自分が死んだことも殺人をしたことも記憶にない主人公はわけがわからない様子ですが、繰り返し殺人を犯したシーンや
その前後の場面を見せられることによって少しずつ記憶が明確になっていきます。
主人公は、何度もループを抜け出そうとしますが、思うように抜けることができません。仲間との協力も得て、なんとか抜け出そうとしますが、その度に同じループを繰り返していきます。
殺人を犯した人が、自分の罪を認め反省するように何度も繰り返されるループ。
これが罪を犯した人の末路と言わんばかりの死後の世界。そして罪を認め反省したとしてもループは終わらないという悲惨な状況。死後にこんな世界が待っていることがわかったら罪を犯す人間は減るかもしれません。
主人公は、1人の自殺者の運命を変えます。自殺者は殺人者と違い、まだ救いがあったということなのでしょうか。このループを無事に抜けて自分が生きている世界に戻るということが起こります。
最後はそのことを誇る主人公のドヤ顔で終わるというなかなか面白い作品でした。
まとめ
ループものの映画としては、斬新な設定だと感じました。映画の時間も短いので、テンポよく展開を楽しめる映画です。
キャスト
監督 メルリン・デルビセビッチ
デビッド・リッチモンド=ペック(エドガー役)
妻を殺害。事故だと言い張るも最終的には殺害を認める。謙虚さって大事。独占欲が強すぎるとやはりろくなことにならない。
バーナデット・サキバル(メイロン役)
エドガーの束縛の強さに恐怖を覚えている。ある意味DVみたいなものかもしれませんね。最終的にエドガーが運命を変えたようで死なずに生きる運命になったようです。
ミシェル・ハリソン(ドリス役)
殺人ではなく自殺をしてこの部屋にきている。自分の自殺する姿を何度も見せられるのも確かに苦しいですね。自殺して楽になろうとしたところが、ループにはまる・・・。なんだか救われませんね。
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