あらすじ
1999年、芹沢博士は巨大な生物の化石を発見する。物体の1つはすでに抜け出し、海へ向かった痕跡が残っていた。
同じ年、日本の発電所で働くジョーは謎の地震による事故で妻を失う。ただの地震ではなく事故を疑うジョーは真相を追及する。
ある日、来日した息子のフォードと一緒に怪獣を目撃することに。
■Prime Video |
---|
感想
□ハリウッドの映像が素晴らしい
日本のゴジラがついに、ハリウッドで制作された。日本の重厚感のあるゴジラもいいけれど、ハリウッド版はハリウッド版で面白い。
日本のゴジラの人間側っていうのは、どちらかというと現実的ではない感じで近未来な兵器など取り扱ったりしてるんだけれど、なんとなく自衛隊の兵器にプラモデル感が出てしまうんですが、映像に関して言うとさすがハリウッドという感じです。
ゴジラの出現場所が、日本なのか他国なのかちょっとわかりにくい感じがありましたが、たぶん日本なんだと思います。事故がおきた原発は日本の原発っぽい感じでしたが原発の形はあきらかに外国の原発でしたね。まあ、いろいろあるのでしょう。
□芹沢博士の登場
ちゃんと劇中に芹沢博士が出てくるのも日本のゴジラをリスペクトしてくれてるようで良かったです。
当の芹沢博士に関しては、基本的に怪獣が2匹のつがいだっていうことは発見したものの、それ以降は何もやっていないんですが、最後のやけに達成感がある表情で締めくくってていい感じでした。長年研究してた割には、あまりわかってなかったですよね。
科学者と言えば、原発事故で妻を亡くしたジョーは、原発の事故原因は地震ではないと疑い、生涯その疑いを晴らすために動いていきます。その結果怪獣の存在があきらかになり、陰謀論を追う父に嫌気がさしていた息子とも和解するというところまで
こぎつけたものの、あきらかになったとたんに亡くなってしまいちょっとかわいそうでした。
ジョーの息子も軍に所属しており爆弾処理ができると怪獣退治に1役買うことになります。
この爆弾処理の能力を買って作戦に加入させてもらったものの、爆弾処理の能力を発揮する場面は残念ながらなかったですけどね。最後は爆発させて処理してましたからね。
□ゴジラと怪獣
怪獣はムートーと名付けられてました。気のせいかハリウッド版の怪獣は同じような形の怪獣が多い気がします。
オスとメス2匹でゴジラと戦います。なんか蚊みたいな怪獣なのでゴジラに勝てる気が全くしませんがわりと善戦します。
しかし、やはり蚊みたいなやつではゴジラに勝てませんよね。1匹はシッポで叩かれ死亡しました。本当に蚊みたいなやられかた。
もう1匹はもっと衝撃的で、口を開かれて口の中にゴジラの得意の放射熱線をくらい死んでしまいます。
このシーンはもうゲロ吐いてるようにしか見えなくて、ムートーがかわいそすぎました。ゴジラ酔ったおっちゃんみたいでした。
まとめ
ストーリーに関しては、日本版もハリウッド版もそれほど大きな差はないですね。
映像に関しては、どちらも捨てがたいところもありますが、やはりハリウッド版のほうが、クオリティに関しても上かなと思いました。
ゴジラ自体は日本版が好きですけどね。いずれにしても変に改悪されたりしていないので良い作品だなと思いました。
個人的にオルセン姉妹の妹が出ているのに驚きました。
キャスト
監督 ギャレス・エドワーズ
アーロン・テイラー=ジョンソン(フォード役)
爆弾処理という能力を発揮させて欲しかった。作戦の中生き残る強運の持ち主だと思います。
エリザベス・オルセン(エル役)
夫と夫の父親の関係をよくしようという良い理解者。
渡辺謙(芹沢博士役)
隠れて研究していた割に一般人のほうが研究が進んでいるというのもどうかと思いますが、最後の達成感のある表情はいいですね。
サリー・ホーキンス(グレアム役)
芹沢博士の助手役。あまり活躍はしてませんが。個人的にノア・テイラーにそっくりに見えてしまった。
ゴジラオフィシャルサイト│東宝
映画を見るのにおすすめなサイト
ネットで映画が見れるサイトはたくさんありますが、こちらのブログでは主に下記サイトを利用しています。映画の感想を見て、映画を見たくなったらぜひ参考にしてくださいね。