この映画をおすすめしたい人
- ニコラス・ケイジのファン
- 復讐劇や親子関係のドラマが好きな人
- 曖昧な結末や解釈を楽しめる人
あらすじ
フランクは、組織のボスの罪をかぶり
服役をしていたが、余命が間もないということで
19年間の服役を終え、釈放される。
出所後、成人した息子のジョーイと再会。
絆を取り戻すべく、息子との時間を過ごすが
実は、フランクには復讐と言う目的もあった。
予告
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感想
ニコラス・ケイジの抑えた演技が新鮮
ニコラス・ケイジといえば、
過激なアクションが多い気がしますが、
アクションよりも感情表現が際立っている。
フランクの静かな怒りや息子への愛情を、
言葉少なに瞳で語る姿は新鮮だった。
釈放直後の車中で風を感じるシーンは自由の喜びが伝わった。
復讐と親子のドラマ
復讐劇と父子関係の修復を描いていますが、
どちらも少し中途半端に感じた。
ジョーイとの絆を取り戻す場面は
豪華な買い物や食事のシーンなど
ほのぼのしたシーンが描かれている。
しかし、復讐パートに突入すると急にトーンが変わっていく。
後半に行くと、ジョーイとの意見の相違などもでてきて
徐々に、状況が明確になっていく。
親として、子どもを守れなかったことへの後悔。
また、そこから来る復讐心。
人生の最後に、復讐と言う目的を遂げるという強い意志。
ニコラス・ケイジらしい演技が光っていたと思います。
復讐を遂げて
最後は、まさかの裏切りもありながらも
復讐と言う目的を遂げます。
息子とも最後にまた話もできて、幸せだったようにも思えます。
最終的に、フランクの不眠症の幻覚が
息子を登場させたのかもしれませんが、
フランクが作り出した、想像した息子との会話だとすると
フランクのただの1人よがりになってしまいます。
スピリチュアルな話になりますが、幻覚が感覚を変え
亡くなった息子が本当にフランクの前に現れて、
親子の会話ができていたと思いたい。
せめてそうであれば、
人生の最後に、せめて救いがあるのかなと思うから。
個人的には最後くらいは、そんな優しい終わりであって欲しい
そう思える映画でした。
まとめ
テーマ的には復讐と贖罪の葛藤を描きつつ、
結末には考えさせる余地を残している作品。
ニコラス・ケイジ=復讐=ド派手なアクションという
イメージがありがちなので、それに期待すると
がっかりしちゃうので、人間ドラマとして楽しんで欲しい作品です。
キャスト
監督 ショーン・クー
ニコラス・ケイジ(フランク役)
息子のお世話と大金と引き換えに
ボスの代わりに収監される。
約束が守られなかったので、
復讐を決意する。息子思いのパパ。
ノア・ル・グロ(ジョーイ役)
手に負えないやんちゃな子だったので
約束はあったものの、殺されてしまう。
フランクの作り出したイメージか幽霊か
個人的には幽霊であって欲しいなと思う。
ベンジャミン・ブラット(Q役)
良き理解者というような顔をして
実は裏切っていたという人物。
何となくそんな気がしてました。
カロリーナ・ヴィドラ(シモン役)
良い人なのか悪い人なのか
いまいちよくわからない。
フランクが最後に思いを寄せた女性かもしれないが
個人的に好きにはなれなかった。
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