猿ノ王国　ネタバレ映画感想　世の中には触れてはいけないものがある。

あらすじ

コロナワクチンのニュース特集の

オンエアをめぐり編集室に監禁された3人。

取締役員室でも特集内容について話し合いが行われる。

予告

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感想

ちょっとしたドキドキ感が続く良作

最終的には、復讐劇につながる話。

そこまでの過程が読めないので

どういう展開になるのかドキドキ感が続く。

社会の縮図のようなものも見え隠れ。

縦のつながりも、横のつながりも

それぞれにある嫌な部分を上手く取り入れてくれている。

時系列的なミスリードはずるいなと

思いましたが、時間的な錯覚を

与えられることで、途中どういうこと？と

ちょっぴり混乱させられてしまいました。

USBの持ち出しに最終的に失敗した人は

どうなったのかとか。

駐車場に残された死体は、その後どうなったのかとか。

社長秘書や取締役は無事なのかとか。

復讐を果たした後は

どうなったのとか。

いろいろ気になる点も残ってるので

もうちょっと回収しても良かったなと

思う所もありました。

マスクの使い方やカメラワークも面白い

コロナワクチンの報道について

正確な情報を報道するのかしないのか

そこに焦点を置いている。

TV局内や横のつながり、様々な人間関係において

今、どちらが強い立場にあるのか

マスクの有り、無しで表現している。

立場が下になってくると、みんな一様に

マスクをつけるところが面白い。

社長秘書は、めっちゃ強くて笑えた。

時間的なミスリードはずるいと書きましたが

そのおかげで、物語の展開が単調には

読めなくなっていたので、良かったとは思います。

編集室と取締役室がメインで進行していきますが

その場面の切り替えも、同じ仕草で切り替えたり

画面回しで切り替えるなど視覚的にも楽しめました。

まとめ

ちょっと血が出たりするので

多少ですが、グロ要素も入ってます。

人間の陰湿な部分が良く表現された映画。

その分、もう少し深堀りしても

面白かったかなとも思います。

短時間で楽しめるいい映画でした。

キャスト

✅　監督　藤井秀剛

✅　坂井貴子（佐竹愛奈役）

弟のかたきを討つため復讐を計画する。

どこまで計画していたのか不明。

血のりをどうやって首につけたのか。

どんな早業使ったのか。

結束バンドで瞬時に首を締め付けるという

殺し屋と同等の技能を身に着けているので

その素早さがあればできるのかな。

✅　越智貴広（元川益信役）

佐竹の弟。

コロナワクチンに対する報道を

他社にリークしようとするも

計画がばれて、殺し屋に殺害される。

✅　種村江津子（千葉里美役）

アナウンサーとして力をつけ

局内で力を持っている。

社長秘書には頭が上がらない。

✅　田中大貴（崔賢豪役）

下には強いが、

アナウンサーの千葉には

頭が上がらない取締役。

✅　納本歩（西優一郎役）

一番中間に立たされて

ちょっと可哀そうな立場。

下には結構非道な上司。

✅　安井大貴（名越満役）

脅迫されて、オリジナル素材を盗む。

挙句ばれて、殺人事件を起こすという

かわいそうな子。トイレの後どうなったのか。

✅　荒川真衣（黒田心町役）

アナウンサー千葉すらも

怯える社長秘書。強すぎて笑える。

千葉への一言も強力だった。

関連サイト等

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