SF パニック 映画

アルマゲドン2009 ネタバレ映画感想 ヒューマンドラマはカットしたディザスターmovie


(C) 2008 POLARITY PRODUCTIONS INC.

この映画をおすすめしたい人

  • ディザスタームービーが好きな人
  • 科学的根拠は深く考えずに見れる人
  • アルマゲドンが好きな人

あらすじ

地球の近くを彗星が通過する

可能性として地球衝突もあると

述べていたジェームズ

 

彗星の観測をしていると

彗星の一部が秒速30キロで

落下して甚大な被害を与える

 

この影響でさらに

地球の磁場に影響が出ていることを

つきとめたジェームズは

政府に避難を訴えることに。

予告編


感想

ちょっとローカル撮影したアルマゲドン

今回のアルマゲドンは最初こそ

彗星が降ってくるという

設定にはなっています。

 

しかし、彗星の落下なんて

序章にすぎないという

オリジナルのアルマゲドンも

びっくりな展開です。

 

何といっても地球の磁場が

反転するという

前代未聞の出来ことですからね。

 

ただの隕石落下映画で終わらせず

磁場を出してくるあたり

地球滅亡させる制作人の本気度が伝わります

 

科学的にみてどうなのなんて考えてはいけない

基本的には、これが

映画であるということを

忘れてはいけません。

 

300Mの大きさの隕石が

秒速30kmで落下して

あの程度の被害で済むのかとか?

 

電磁波避けるのに、

車のエンジン切ってましたが

ほぼ全体的にコンピューター管理

されている現代の車で意味あるのかとか。

 

そもそも磁場がおかしくなっているのを

核爆弾爆発させたくらいで

戻せるのかとか。

 

マリアナ海溝の海底に

潜水艦で潜れるのかとか。

 

そんなことは決して

気にしてはいけません。

なぜならこれは映画ですから。

 

単純なパニック映画として

余計なことは考えずに

楽しく見てもらうといいと思います。

 

何にせよ、地球の磁場を

持ってくるあたりの設定は

なかなか好きでした。

 

せっかくなら資金も使って

CGももっとしっかりしたもので

作るとけっこう面白い

作品になるかもしれません。

ヒューマンドラマではない

地球滅亡ものと言えば、

家族との別れを惜しんだりと

ちょっとお涙頂戴シーンもありますが

制作時間の関係かほとんど描かれません。

 

でも、ある意味これがリアルな

反応かもしれませんね。

本当に地球が危ない時には

家族愛を確かめたり、人の死を

悲しんでいる暇はきっとないのです。

 

その辺の人間ドラマの作り込みは

ほとんどないので、かなりあっさりと

なんでもかんでも展開していきます。

 

1つの見せ場である核爆弾発射シーンも

いつでも発射できますから、秒で発射する

映画を見たのはこの映画が初めてかもしれません。

 

まとめ

原題は『polar storm』というそうです。

アルマゲドンなんてタイトルにないんですね。

アルマゲンドンであれほど感動した

人間模様をさっくり抜いた

 

あっさりとした

ディザスタームービーです。

まだ観てないかたは

ぜひ鑑賞してみてください。

 

キャスト

監督 ポール・ジラー

☑ ジャック・コールマン(ジェームズ役)

こういう映画のお約束で

政府お抱えの科学者は

大抵役に立たないので。

ジェームズががんばります。

 

かなりあっさりした性格。

最初の隕石衝突で、仲間を失くした

時も悲しむ様子もなく

 

核爆弾で死ぬかもしれない

そんな時もほぼ動じない

もしかしてダイヤモンドの

メンタルの持ち主かもしれない。

 

☑ ホリー・エリッサ・ディニャード(シンシア役)

生徒の親であるジェームズと

結婚したために、シェーンとの

関係に苦戦している。

 

地割れに飲み込まれても

生き抜ける強運の持ち主。

 

☑ スコット・リスター(ケビン役)

シェーンのことを

目の敵にしている様子。

 

車で勝負するシーンは

バック・トゥー・ザ・フーチャーかと。

 

なんだか中途半端な役どころで

割とすぐに地割れに飲まれてしまう

ちょっとかわいそうな役どころ。

 

☑ エマ・ラハナ(ゾーイ役)

シェーンとの関係性が

いまいちよくわからない。

最初は、シェーンがストーカーでも

しているのかと思った。

 

ゾーイはケビンの彼女だが

反応だけみていると

シェーンを気にしているのか

迷惑がっているのかよくわからない。

 

☑ テリー・デヴィッド・マリガン(メイフィールド役)

ジェームズとは5年ぶりに再会。

よくありがちな仲が悪くて

疎遠になっているなどではない様子。

 

この辺は、変に深堀しないことを

徹底しているのはある意味すごい。

 

途中潜水艦で頭をぶつけた時は

まさかこれで死ぬのかと思うほど

かなり思わせぶりな演技をしていた。

 

字幕を見る限り、空軍の大将とのこと。

見た目がかわいいおじいちゃんで

大将のように見えない。

☑ マーシャ・レジス(パム役)

ジェームズの指示に対して

ほぼ秒で回答を出す

超有能な研究員。

 

ほぼパソコンが計測しているのでしょうが

あれほど秒で回答が出せるものなのか。

影の功労者と言える。

 

☑ クルト・マックス・ルンテ(ロシア海軍大佐役)

命をかけた潜水艦での

海底突入に対して、何の抵抗もなく

協力してくれるロシア大佐。

 

アメリカとロシアが協力して

地球滅亡を回避しようとする

ある意味感動的な役割を

実行してくれる。

 

家族を助けるために、志願した

兵士たちという話をしていたが

そのあたりの感動的なシーンは一切なし。

ある意味カリスマ的な大佐なのかもしれない。

 

こういう人間ドラマは差し込まないよう

徹底しているところはこの映画の

さすがと言うべきところかもしれない。

 

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