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AI崩壊 ネタバレ映画感想

あらすじ

桐生とその妻である望は、医療AIの開発を行っていた。認可を得るために開発を続けるが、その途中で望が病気になってしまう。闘病中の妻をAIで救うため認可を得ようとするが認可が間に合わず望は亡くなってしまう。

その後、AIの使用認可が降り、医療AI「のぞみ」として、人々の生活になくてはならない存在になった。

認可が降りたのち、現場から退いた桐生だが、表彰の為、一時帰国することに。歓迎される桐生だったが、AI「のぞみ」が突然暴走。桐生は暴走を仕向けたテロリストとして追われることになる。

感想

「AI崩壊」というタイトルにある通り、人工知能が暴走する話。AI=暴走というのは、ほぼお決まりのパターンですね。

今回の作品は、今、日本で進められている「Society 5.0」を映像化したような作品でした。映画作品というよりも、これから訪れる現実社会のイメージとして見るという意味で面白い作品だなと感じました。

超スマート社会って何?など具体的なイメージがつきにくい人は、これを見ると少しイメージがつきやすいかもなと感じましたので、そういうものに興味がある人はぜひこの作品を見てみてはどうかと思います。

近未来的な、映像描写などもあるので、そういったものについては、映像としては個人的には楽しめる作品だと思います。

人工知能大活躍

今回の作品では、人工知能が大活躍します。

医療で桐生が「のぞみ」を作りましたが警察は警察で「ひゃくめ」?という人工知能を作り(まだ未完成)、今回の桐生逮捕に
この人工知能が活用されます。

この警察の人工知能は、めちゃくちゃ優秀で、防犯カメラなどありとあらゆるカメラを使って犯人を追い詰めていきます。

しかも、人間の目で見るのではなく、人工知能がカメラにアクセスして、その人の容姿や歩き方などから、犯人の居場所を特定するという、なんともすごい機能が搭載されているのです。

洋画の「エネミーオブアメリカ」という作品では、人工衛星から自分の居場所がばれてしまうということでしたが、この比ではないくらい、面白い様に居場所が特定されます。

しかも、カメラだけでなく、使用したデバイスなどにも人工知能がアクセスして居場所を特定するなど、本当に逃げ場がないくらい人工知能は優秀です。

無能な現場署員

これだけ優秀なら、検挙率も相当上がるだろうと考えられるのですが、残念なことに人工知能の優秀さと比較して、現場の人間が無能すぎるという弱点がありました。

人工知能がものすごく正確に居場所を伝えるのですが、現場の人間がいつも取り逃がしてしまいます。人工知能が、〇分後にここにきますと言っているのにも関わらずことごとく、逃がしてしまう現場署員たち。

国家を揺るがすテロリストだなどと言っている割には、危機感が足りないのではないか。そんなに簡単に逃がしていいのか。

きっとAIに頼りすぎた生活が、人の運動能力、思考能力を低下させたのではないでしょうか。それくらい、現場の人間たちが無能すぎて、おかげで桐生は、つかまらずに逃走することに成功します。

AIがうまくいかないってときに、活躍するのが、「アナログ」な人ですね。これもこういう映画のお決まりパターンのような気がします。

AIに頼るんじゃなく、こういうときはアナログがいいんだよっていうような古臭い人間ですね。期待通りこの作品でもいい感じなアナログな警察官が出てきて大活躍してくれます。

低すぎるセキュリティ

人工知能っていう、かなり重要なシステムを扱っているのですが、「のぞみ」にしても「ひゃくめ」にしても、かなりセキュリティが甘い。

「のぞみ」に関しては、自社のプログラムではないプログラムを安易に信じて組み込んでしまうというセキュリティの甘さを露呈してしまいます。

国が関わるとはいえ、民間企業ですからね。国家機関の依頼とはいえ、よそが作ったプログラムを簡単に使用した点は、本当にセキュリティがあますぎます。日本でなら現実で起こりそうな気がします。

「ひゃくめ」に関しては、桐生にかなり安易にハッキングされてしまうというセキュリティの甘さを露呈してしまいます。正直、こんなに低いセキュリティで運用するというのは、あまりに危険すぎますし、この作品の警察には不安しか覚えません。

とにかく、もっとセキュリティ面は、どちらのAIもしっかりしてくれないとこの世界のAIには不安しか持てないです。よく認可が降りたな。

まとめ

人工知能の怖さって言うのを改めて感じることができる作品。実際にAIが生活に入ってくるとAIがないと生活できなくなるというのも、あり得る話だなと感じました。

これから先の現実世界が、この映画のようなことになる日もあると思います。近未来的な話でSF映画のように感じるんですが、これから先、実際に起こりえることとして見ることができる作品であり、そういう点でもこれから先の現実世界のイメージも湧くような映画作品だったと思います。

キャスト

大沢たかお(桐生浩介役)
AI「のぞみ」の開発者。砂浜を走っていたのは伊達じゃない。いきなりテロリスト認定され、AIに動きを看破されても逃げ切れる運動量ものすごい。ハッカーとしても優秀すぎて、警察のAIをハッキングするなど能力がわりとチート。

賀来賢人(西村悟役)
桐生の意思を継いで社長に。「のぞみ」に悪意のあるプログラムを入れ込んだのではと桐生に疑われる。こういうAIを扱う会社の
社長というのは、有事の時の責任が現実でも半端ないだろうなと思う。

岩田剛典(桜庭誠役)
桐生をテロリストにしたてあげたりするところまでは良かったんですが、圧倒的な優位にあったにも関わらず、あれで桐生を捕まえられなかったのはたぶん部下に恵まれなかったんだろう。部下が優秀なら成功していたことでしょう。

松嶋菜々子(桐生望役)
浩介と一緒にAIを開発する。AIに自分の名前をつけたんでしょうか。たぶんつけたのは浩介でしょうが自分だったら、ちょっと嫌だなと思いました。

三浦友和(合田京一役)
アナログ捜査の代表。AIに頼ってたらダメって言ってアナログ人間が活躍するのは、映画界ではよくあることです。

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