アクション 映画

フェイス/オフ ネタバレ映画感想 倫理観のない職場で働くと大変な目にあいます。

この映画をおすすめしたい人

  • ニコラス・ケイジが好きな人
  • ジョン・トラボルタが好きな人
  • アクション映画が好きな人

あらすじ

最愛の息子を殺されたアーチャー。

犯人であるトロイを

執念で逮捕に成功する。

 

安心したのも束の間。

トロイの狙いを探る為

極秘任務を依頼されるアーチャー。

 

その内容は、トロイの顔を移植し

トロイの弟から

情報を引き出すこと。

 

悩んだ末、アーチャーは

トロイの顔を移植することを決意する。

 

予告編

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感想

倫理観を無視したブラック企業

まず注目したいのは

犯罪者の顔を移植して

捜査に当たらせるということ。

 

しかもただの犯罪者ではないです。

自分の息子を殺害した犯人の顔です。

それを移植させることを依頼するとは

信じられません。

 

こんな倫理観を無視した

捜査を依頼できるとは、

一番の悪は身内にいましたね。

 

「この作戦は上にも報告できない」と

分かりやすいフラグも立てて

これから起こることのお膳立てもばっちり。

 

その後の展開は予想通り。

この件を知っている味方は

全員やられてしまいます。

 

悪人の顔を移植したことを

誰も知らない状態になったアーチャー。

かわいそうでたまらなくなりました。

 

切り替えが素晴らしい

この映画の見どころは

やはり演技力にもあります。

主役2人の演技が素晴らしいです。

 

顔をお互いに交換したところから

それぞれが、別の役を演じます。

特にジョン・トラボルタの演じ分けは

本当に良かったです。

 

もちろん、ニコラス・ケイジも

素晴らしいです。

悪人の顔を移植してしまった苦悩を

よく演じていたと思います。

 

この映画を見るときは、

2人の演技に要注目です。

 

見どころ満載のアクションシーン

もう1つの見どころは

やはりアクションシーンです。

ド派手ですよね。

 

20年以上前の映画なんですが、

アクションシーンは

最新の映画と比べても面白いです。

 

多人数とのアクションをしつつも

主役同士の駆け引きも

描かれていますし、テンポ、緊張感

どれをとってもおもしろい。

 

最後のボートでのアクションも

すごいですよね。

ラスト陸に乗り上げ飛ばされたり

めちゃくちゃなんですけど

それがいいなと思います。

 

ミッションインポッシブルなど、

圧倒的に主人公がかっこよく

描かれるのもいいんです。

 

でもこの映画のように

目立った強さはないけれど

両者の拮抗した力のアクションも

泥臭さがあって引き付けられる気がします。

 

軽くはない問題をさらっと受け入れる家族

最後のシーンでは、

トロイの息子をアーチャーの家に

迎えるというシーンが描かれます。

 

そして、めちゃめちゃ簡単に

受け入れてしまう妻と娘。

本当にいいのか。

 

最愛の息子を殺害した

犯人の子供。それをここまで

あっさりと受け入れられるものですかね。

 

映画の尺的にしょうがないのでしょうけど。

このラストシーンだけは

そんな簡単じゃないぞと

思わずにはいられないシーンでした。

 

まとめ

顔を移植するなんて発想は

なかなか思いつかないので

当時としては、設定自体が良かったですね。

 

個人的には、90年代を代表する

心に残る映画の1つです。

 

キャスト

監督 ジョン・ウー

ジョン・トラボルタ(ショーン・アーチャー役)

因縁の相手の顔を移植されるという

屈辱を味わう。

ほんとにかわいそうな人。

 

顔を入れ替えていることを

知っている人がいなくなったことを

知った時は絶望しかなかったと思う。

 

ちなみに、最近見た時は

吹替が神谷明さんになってました。

冴羽さんに変換されてしまって

困ってしまいました。

 

ニコラス・ケイジ(キャスター・トロイ役)

途中までは、そこそこアーチャーを

演じきれていましたが、

徐々に素行の悪さが目立ってしまう。

 

弟思いのいいお兄ちゃん。

ちょっといろいろ詰めが甘いかな。

 

ジョーン・アレン(イヴ・アーチャー役)

事情も知らされずに

息子を殺害した犯人と

生活をさせられる。

 

なんだかんだで、この人が一番被害を

被った気がする。

これを許せるからすごい人だなと思う。

 

ドミニク・スウェイン(ジェイミー・アーチャー役)

弟がいなくなってから

奇行が目立つ。

素行不良で両親を困らせる。

 

劇中、容姿がいろいろ変わるのだが

この子はお笑い担当枠なのかと

思うような見た目に困惑した。

 

人質になった時は、

トロイに教わったことを

活かして、トロイに一矢報いる。

 

このシーンで最後でも良かったと思うが

このあとさらにアクションシーンが続く。

少し間延びした感が出てしまったなぁ。

これは役とは関係ない話でした。

 

最後のシーンでは、新たな弟ができて

喜んでいる姿が見られる。

良い人生を歩んでいただきたい。

 

関連サイト等

フェイス/オフ│ディズニー公式

 

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