SF パニック 映画

ゴジラ-1.0 ネタバレ映画感想 戦後の科学力で創意工夫で挑むのは日本らしい


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この映画をおすすめしたい人

  • ゴジラ映画が好きな人
  • とにかく迫力ある映像が好きな人

あらすじ

特攻隊の任務から逃げて

着陸した島で、敷島はゴジラに襲われる。

島内の守備隊は全滅。

 

終戦後、帰宅すると街はがれきの山。

両親も亡くなっていた。

そんな中、赤ちゃんを抱えた典子と出会う。

 

敷島と典子は一緒に暮していたが

ある日、ゴジラの足止めをする

任務を敷島が受けることに。

 

ここからゴジラと敷島の

因縁の戦いが始まる。

 

予告編

感想

戦争と人間ドラマ

この人間ドラマ部分が

長いという評価も見られますね。

そんなうまくいかないと、

ツッコミ部分もあるのですが、

 

描かれている心情的なものは

大いに賛同できるもので

ゴジラを抜いたドラマ部分も

好感の持てる内容でした。

 

戦争で生き残った人間の葛藤

主人公の敷島は、そのことに

ずっと悩まされている。

 

絶対に生き残って帰る。

きっと現代では誰しもが

当たり前に思うこと。

 

戦時中の時代は、きっと

生きて帰るよりも、お国の為に命を捨てる

そんなことが当たり前の時代だったと思う。

 

そんな時代だからこそ、余計に

生き残ってしまったことに罪悪感を感じる。

敷島のように特攻隊から逃げてしまったなら

それはなおさら強く感じるだろう。

 

当時の時代ならではの葛藤と

戦後、戦時中の考え方を改め

生き抜くことを誇りとするという

劇中の言葉はかなり胸に響く。

 

敷島が最後にゴジラに

特攻すると見せつつも

脱出用の仕組みがきちんと準備されている。

 

生きるためにできることをやる。

それが必要なことだと

戦前と戦後の対比として

描かれているのが印象的。

 

上映開始時の世界情勢のこともあり

ウクライナ、パレスチナのことなど

どうしても頭によぎることがある。

 

現状の世界情勢の事、これからの世界情勢の事

映画を通して、現在の状況ともリンクしてしまい。

感情移入してしまう内容になっていました。

 

そして、この人間ドラマの中で

群を抜いて、際立つ演技を見せてくれたのが

子役の子。3才らしいですね。

 

演技でやってるとすると・・・

いや演技だと思うんですが、

ドン引きするくらい。うまい。

 

小さいけど狂暴なゴジラさん

歴代ゴジラの中では

小さめの今回のゴジラさん。

凶暴度は割と高め。

 

海を顔上げて泳ぐ姿は

なんだかかわいらしい。

でも軍艦を容赦なく破壊したり

恐怖を与えてくれるゴジラさんでした。

 

海で暴れるシーンも多くて

砲撃を受けたりするシーンとか

映像は迫力満点でした。

 

そしてお約束のように東京に上陸。

なぜ東京なのかわかりませんが

上陸後もすがすがしい暴れ具合を見せくれます。

 

今回は、復興しつつある銀座を

舞台に大暴れしていましたが、

この銀座のシーンは本当にすごいシーン。

これは映画館で見れて良かったと思います。

 

映像がとにかくすごいので、

できればもっとゴジラさんに

いろいろなところで

暴れて欲しかったのが本音です。

 

そういう意味では、ちょっとだけ

不完全燃焼なところも感じました。

ゴジラを止める方法

今回は、戦後まもなくということで

これまで未来的な兵器でも

歯が立たないゴジラに対して

どういう抵抗をするのかも見ものでした。

 

現実的にどうなのという手段でしたが

気圧の急激な変化を活用して

ゴジラを倒すと言うのは

なかなか面白い作戦だったと思います。

 

何より、映画を見ている側が、

そんな作戦無理じゃねと思っているのですが、

映画の中の主人公たちも

半信半疑でやっているところが

おもしろいところでした。

 

まとめ

とにかく映像はすごかったです。

それだけにもっとゴジラを

暴れさせてほしかったですね。

 

シン・ゴジラの後の作品として

どんな作品になるのか不安でしたが

期待以上の映画でした。

 

キャスト

監督 山崎貴

神木隆之介(敷島浩一役)

特攻隊を逃げ出し、たどり着いた島で

守備隊が壊滅してしまい、戦争では

散々な目に合ってしまいます。

 

自分の中の戦争は終わっていない

という言葉は非常に重いです。

戦争はやはりだめだと思いましたし

生きることの大切さを改めて感じました。

 

浜辺美波(大石典子役)

戦時中に他人の子であるアキコを

引き取り育てる。

 

電車に乗車中にゴジラに襲われたりするも

生き残ったりとなかなかの強運の持ち主と思う。

 

青木崇高(橘宗作役)

守備隊の仲間の命を

ゴジラによって奪われる。

 

敷島を恨んでいてもおかしくないが

最後には、敷島が生き残るための

すばらしい仕掛けを作ってくれた人。

 

あんな短期間でできるものかわかりませんが。

技術者としてはすごい腕前と思われる。

 

許すことの大切さを

教えてくれる人ですね。

 

佐々木蔵之介(秋津清治役)

敷島が、命の危険がある仕事ととして

機雷除去の仕事を引き受ける。

 

その船長が佐々木蔵之介演じる秋津。

それだけでこの船は大丈夫だという

安心感が半端なかった。

 

吉岡秀隆(野田健治役)

ゴジラを倒す作戦の立案者。

科学者にはあまり見えない。

何気に度胸も据わっている。

 

関連サイト等

ゴジラ-1.0公式X(旧twitter)

 

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