あらすじ
CIAのソルトは、大統領暗殺のために
送り込まれた、ロシアの二重スパイの疑惑を
かけられる。行方がわからなくなった
夫を探すため、逃走をはかる。
ネタバレあらすじ感想
スパイ?スパイじゃない?
突然スパイ容疑をかけられてしまい
夫も何かに巻き込まれたんじゃないかと思い
とりあえず逃走をはかります。
でも逃走していくうちに、スパイじゃないと
見せかけて、実はスパイなんですよみたいな展開に。
ただ、このスパイではないと見せかけて、実はスパイ
と見せかけて、実はスパイじゃないみたいな展開が
終わりあたりまでずっと続きます。
少し予想外な展開を見せたいのでしょうけど、
ちょっとひっぱりすぎたかなと思いました。
ひっぱりすぎてよくわからなくなりましたね。
大統領を暗殺するシーンはギャグシーンかと
思いました。いきなり爆発して、地面に穴が開いて
穴に落ちる大統領・・・あれこれコントじゃない?
って一瞬思ってしまいました。落ちただけで
十分死にそうな気もします。
ロシアのアジトへ
ソルトは、うまく任務をこなし、ロシアのアジトに
行きます。しかし、夫がここで殺されます。
そして、そのせいかまさかのソルトの裏切り。
これは夫が殺されたからやった展開でしょうが、
ここで生かしていたらどうしたんでしょうね。
しかし、あまりにあっけなく殲滅されすぎでしょう。
このアジトにいる人たちも、特別な訓練を受けた
方々の集まりのはずですが。
ソルトが優秀すぎるのでしょうか。
まさか君もか
どれだけスパイが紛れてるのと思うくらいですが
まさか同僚の男も実はスパイだったという展開。
それでいいのCIA。管理はちょっと雑すぎないか?
それとも、ロシアがすごいのか。
あの同僚の裏切りは珍しく予想ができなかったです。
これは、ソルトが、スパイかスパイじゃないのか
って展開に目を引かれすぎたからでしょうね。
いい意味で、他の展開に考えがいかないように
する仕掛けだとしたら、なかなかのものです。
ヘリからの逃亡
最後に、ソルトは捕まってしまいますが
ピーボディが、ちょいちょい殴るのがひどい。
何を信じていいかわからないとはいえ
苛立ちをぶつけたのでしょうか。
そして、最終的には、ソルトは夫を殺した
関係者全員殺すと宣言して、ピーボディも
「あばれてこい」なんて言って、手錠を
外します。そして、まさか、ヘリから落下。
どんだけ無敵なのかソルト。
そして、まかさのそれで映画が終わるという展開。
なにか、とっても消化不良。ぜひ続編を
描いて欲しい作品です。消化させてほしい。
まとめ
スパイ?スパイじゃない?どっちって感じで
ずっと話が進んでいきますので、
なんだかよくわからなくなります。
途中で、逃走している理由がよくわからなく
なりました。最後まで確証が持てないというのは
映画の最後まで安心できない展開でしたね。
アンジェリーナ・ジョリーのアクションだけでも
見ていて楽しいので、まあ、良しとしましょう。
よくわからないながらに楽しめた作品です。
無駄に長くもなかったですが、やはり終わりは
消化不良ですね。もう少しなにか展開が欲しかった
気がします。続編があれば別ですが。
評価/キャスト
オススメ度 ★★★
ジャンル:アクション
監督:フィリップ・ノイス
出演:
- アンジェリーナ・ジョリー(ソルト役)
ロシアのスパイとして送られたものの
夫に出会って、CIAに乗り換える。
回想シーンなんかは、ロシアスパイを
連想させたりするので、最後まで、
ロシア側かアメリカ側かわからない展開に。
特殊な訓練を受けたのでしょうが、ちょっと強すぎ。 - リーブ・シュレイバー(ウィンター役)
久々に虚をつかれました。
まったくノーマークだったけど
実は、自分もロシアのスパイだっていう
予想外の展開を見せてくれました。 - キウェテル・イジョフォー(ピーボディ役)
ソルトに振り回されてばかりです。
最後は、腹いせにソルトをとりあえず
殴り、葛藤の末にソルトを逃がします。
あれだけ裏切られたら、この後疑心暗鬼に
ならないか心配です。