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糸 ネタバレ映画感想 2人の物語を中心に進めつつ、ちょっとだけ平成の世を思い返せる映画です


(C)2020映画「糸」製作委員会

あらすじ

北海道で育った高橋漣と園田葵。北海道で育ち、13歳の時に出会った2人。葵の家庭環境の問題から救うべく漣は葵を連れて逃げようと計画する。しかし計画は失敗。葵は母親に連れられて北海道を去ってしまい2人は離れ離れになる。

8年後21歳になった2人は友人の結婚式で再会するが。

予告編


■Prime Video

監督 瀬々敬久
出演 菅田将暉, 小松菜奈

感想

☑中島みゆきさんの「糸」をベースにした映画

基本ベースは、名曲「糸」ということで、随所にこの曲が効果的に使われています。それ以外にも、「ファイト」なども使われており、懐かしさを感じながら見ることができます。

「糸」の歌詞にあるように、2つ(漣と葵)の物語を描いて行く作品です。

☑ちょっとした平成史

漣も葵も平成元年生まれということで、生まれてから平成の終わりまで物語が進行していきます。

そう平成を通して語られる物語でした。昭和だったらもっと長い話になってしまうところですね。

物語の随所に、平成時代のニュースが盛り込まれます。結構年代は飛び飛びなので、平成の時代を全部懐かしめるわけではないです。2人の物語の要所要所に平成の出来事がからでくる感じです。

2人の物語に感情移入というよりも、当時を思い返し視聴者それぞれの思い出に浸れるような感じではないかなと思いました。

☑葵の人生がいろいろありすぎ

葵の人生は、幼少の頃の家庭内暴力に始まり、年齢を偽り飲み屋でバイトをし、彼氏はリーマンショックで破産して、支えようとついて行ったが彼氏逃走。友人のつてを頼りにシンガポールで起業し成功するが、友人に裏切られて事業破綻。

っていう結構あわただしい日々を送っている。

それに対して漣は、チーズ工場で働き、結婚して、妻と死別と妻が亡くなったことを除けば、比較的に波の少ない人生。

2人の物語を比較すると、ちょっと葵の方が波乱万象過ぎてしまってバランスが悪いと言ってしまってはダメですが、少し差が出すぎたなという感じでした。

漣は、13歳の時に葵を守れずに手を離してしまったことを後悔している人生

葵は、手を離さないような人になるといった決意を胸に前向きに進む人生

最初の別れをきっかけに正反対に人生を進んでいったのかなと思いました。

☑漣の妻

漣の妻は大震災の際に自分の病気を知ります。

このみんなの苦しみに比べたら、自分のことなんて小さなことみたいな感じな話をしていますが、本当に気持ちがわかる気がします。実際に、震災の時ってそんな感じになってしまうくらいの衝撃がありましたので、映画の中での話ではなくて、現実でもそう考えてしまうだろうなと思いました。

死ぬ前に自分が出会った人たちにも会って、元カレの方が漣より好きだったかもしれないって告白もしています。これは、漣の気持ちを理解しているからの発言だったのかもしれません。お互いに、一番好きだった人と結婚していないということを理解していたんだと思います。死を間際にして、自分のことはいいからなんて本当に言えるかわかりませんが強い人だなと思いました。

物語を通してですが、漣は弱いというか決断ができないというかそういう部分が見ていてイライラが募るところですが、そういう漣を、周りが一生懸命背中を押している姿が印象的です。

まとめ

最後は、漣と葵2人がきちんと出会えて終了になる映画です。

ハッピーエンドと言っていい終わり方だとは思います。

平成という時を目一杯時間をかけて、ようやく糸がつながる話。

ちょっと糸こんがらがり過ぎてましたね。

キャスト

監督 瀬々敬久

菅田将暉(高橋連役)

13歳の時に助けられなかったことが尾を引き、サッカーで世界に行く夢もなくなり、世界どころか北海道からでなくなる。

結果チーズ工場で働いている。

もっと強引にいけばいいものを、強引にいかないのは、13歳の時のことがあるからか。このせいで余計に遠回りすることになった気がする。

かと思えば、弱音を吐く香にいきなり罵声を浴びせたり情緒不安定なのかと思った。

目標として、世界に通じるチーズを作るというものができたので本当に良かった。

失敗作のチーズが娘が美味しいって言ったことがきっかけでいいチーズができるなんて、それはちょっと昭和的な展開な気がしましたよ。

小松菜奈(園田葵役)

幼少の頃から波乱万丈の人生で、よくグレずに性格が歪まなかったと思います。相当、周囲の人間の性格が良かったのでしょう。

世界なんて出なくていいと言っていたものの漣と正反対に世界を飛び回ることを目指す。

とにかく、誰に助けれれなくても強く生きていこうとして気を張り続けた人生のように思います。

海外で食べたかつ丼をまずいといい故郷に帰ってきて食べたごはんに対しておいしいと言った対比は印象深いです。

山本美月(高木玲子役)

どこまでも行きたかった1人で

っていう名言を残して去って行った共同経営者。

人間の本性なんでしょうね。友人は裏切るという典型みたいな人でした。

倍賞千恵子(村田節子役)

幼少の頃の葵にご飯をあげていたことがきっかけで、その後に無償提供の食堂を立ち上げる。

裕福に見えないのですが、どうやって経営が成り立っているのかスポンサーでもいるのか、疑問でしかない。

葵にとってもう1人の母みたいなものでしょうか。帰る場所があったということを気付いたくらいなので、そのくらいの存在なのかもしれません。

葵が北海道を離れて18年と考えると、ちょっと年齢が気になるところです。当時もだいぶ年でしたが。

二階堂ふみ(山田利子役)

竹原の再婚相手。震災を現地で経験して精神的に不安定になる。

現実問題、テレビを通して見ていた側が影響を受けるくらいなので現地で経験した人と言うのは、どのくらいの影響を受けるのか
ちょっと想像できない。

成田凌(竹原直樹役)

最初の結婚は1年で終了。中学校からの付き合いだったのに現実もそんなものかもしれませんね。

利子が震災にあって、大きく人生が変わってしまったものと思われますが、最後のインタビューを見る限り乗り切った感があり良かったです。

この中で一番幸せになって欲しいなと思った人物。

斎藤工(水島大介役)

リーマンショックで会社を失う。沖縄には現実逃避だったのでしょうか。

お金が全てのような感じでしたが、きっとどこかでうまくやって生き抜いている気がします。

榮倉奈々(桐野香役)

元カレの話をしていたら、いきなり後輩の漣に怒鳴られるということがきっかけで付き合い始めた様子。人生何がきっかけになるかわからない。

親子3代で、人に物を投げつけることを継承している。

病気で死を覚悟し、漣に自分の人生を生きるように背中を押すところは、本当に強い人だなと思います。死が迫ったら、人を遠ざけたくなるんでしょうかね。

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