あらすじ
学校で居残り作業をさせられた4人の高校生。作業中に古いゲームを発見。
ゲームの名前は「ジュマンジ」。
4人がゲームをプレイするためキャラクターを設定すると4人はゲームに吸い込まれてしまった。
感想
現実世界でMMORPGがあったらこんな感じだろうなというものを表現してみた作品。
ゲームの中に吸い込まれるのも、自分自身がゲームに吸い込まれてプレイするのではなく、吸い込まれかつゲームのキャラクターになってしまうという設定が面白い。
「ジュマンジ」というゲームの世界でキャラクターになりきり、4人それぞれがゲームの世界で成長していく姿を描いている。
それぞれの強み、弱みを活かしてゲームを進めてクリアを目指していく。ゲーム要素は、いろいろ用意されていて
キャラクターのステータスを見ることができたり、
ゲームのモブキャラが同じセリフしか話さなかったり
さすがにセーブポイントはないが、シューティングでいう残機的な要素でライフというシステムがあり、3回死ぬとゲームオーバーとなったり
本格的なゲームみたいな設定になっている。
このあたりを突き詰めていくと、勇者ヨシヒコになるのかなとか思いながら鑑賞しました。
あれはコメディ要素が強すぎますが。
キャラクターの中では、弱点が「蚊」という弱点設定は割と無理があるのかなと思いました。蚊にさされて死にましたからね。
その弱点で、ジャングルの中、何十年も生き残ったのは本当に奇跡としか言いようがない。おちおち寝てもいられないはずですけどね。
しかも割と重要なキャラクターですし、前作の「ジュマンジ」でロビン・ウィリアムズが演じた役どころの人物ですからね。
「ケーキを食べたら爆発」も割と設定がめちゃくちゃと思いましたが、蚊に比べたら食べなきゃいいので。
ジュマンジは、やはりロビン・ウィリアムズの作品のほうが面白いかなと。個人的な感想です。
ボードゲームという要素で何が起こるかわからないというスリルがそちらのほうが上かなと思います。
比較してというところなので、今回のような現代版にアレンジしてゲーム機に吸い込まれるという設定は新しくて面白い作品でした。
まとめ
命がけのゲームを通じて、4人の少年少女の成長を描いた作品ですね。最後はハッピーエンドで終わる幸せな作品です。そういう気分に浸りたいときにおすすめです。
ホラー要素が入るとライフがゼロになるのでしょうが、ちょっとホラー要素の強いジュマンジも見てみたいかなとも思ったりしました。
ボードゲーム版のジュマンジと比較してみるのも楽しめると思います。
キャスト
監督 ジェイク・カスダン
ドウェイン・ジョンソン(スペンサー役)
ケビン・ハート(フリッジ役)
ジャック・ブラック(ベサニー役)
カレン・ギラン(マーサ役)
ニック・ジョナス(アレックス役)