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告白 ネタバレ映画感想 松たか子演じる教師の淡々とした復讐が恐ろしい


(C)映画「告白」フィルムパートナーズ

あらすじ

中学校で教師を務める森口は、娘を亡くしてしまう。
警察では、事故死として処理されたが、
実は、、自分が担当するクラスの生徒に殺されていた。
それを知った森口は、終業式の日、担当するクラスで
この中に犯人がいることを告げた。

予告編

感想

冒頭から引き込まれた。
学級崩壊に近い状態から、徐々に静まり返り
先生の告白に耳を傾ける生徒たち。
雰囲気や緊張感が伝わる。現代にありがちであろう
その場でのメールでのやりとりなど、現実でも
ありそうなリアルなやりとりが印象的。
自分の娘が殺されたことを告白しているにも
関わらず、そこはとかく淡々と語る教師に
余計に怖さを感じる。
そして、生徒が飲んだ牛乳にHIV感染者の血を
混ぜた(のちに嘘と判明)と言い生徒たちを震撼させる。

この告白から、1人の生徒は、登校拒否となり、
家庭内で暴力を奮う。
森口のあとの担任寺田が、なんとか登校させようと
自宅に何度も向かうが、むしろそれが逆効果となり
その母親も精神的にまいってしまう。
最終的には、息子の殺害を決める母親。
しかし、殺し切れずに息子に殺される結末。

もう1人の犯人である生徒は、森口の告白後も
登校し周囲を驚かせる。
やがて、人殺しということで、いじめられることに。
そんな中、いじめに加担しなかった女子生徒も
寺田が、いじめがあっているということを
生徒に伝えたことで、女子生徒が告げ口したのだと
いじめのターゲットになってしまう。

いじめられた犯人の生徒は、
卒業式の日に爆弾をしかけるということを
思いつく。動機は自分を置いていった母親に
気付いてもらうためだった。しかしそんな
母親への思いを利用されて、自らの
爆弾で、自らの母親を爆死させることになる。

そして、ここまでの一連の流れが、
子どもを殺された森口による策略だというのだから、
静かではあるが、確かな復讐心を描き出していた。
無表情に淡々と復讐を進める森口の静かな
復讐の心が、本当に怖いと感じる。

まとめ

子どもを殺されたときに、激情に駆られて
相手を罵ったりせず、事実をとらえて、
淡々と計画的に復讐を遂行する展開が
余計に怒りを感じさせる。
登場人物それぞれの視点で描かれ、
それぞれの立場での心情もあり、余計に
この話にのめりこんでいってしまった。

おすすめ度 ★★★

キャスト

監督 中島哲也

  • 松たか子(森口役)
    本当に悲しいと、人は涙も出なくなるの
    かもしれない。淡々と復讐を進める姿は
    本当に心を失ったためではないかと思わせる。
    こんな形で子供を失ったら、自分も普通じゃ
    いられないと思う。
  • 木村佳乃(下村の母役)
    子どもを溺愛している。子どもが人を殺している
    にも関わらず、無理矢理巻き込まれて
    自分の子がかわいそうといえるのは。
    ある意味狂っていると思う。
    最終的に、子どもに殺されるという
    なんだか1人で精神的におかしくなっていったような
    自滅型の母親。
  • 岡田将生(寺田役)
    森口の旦那に浸透しているため、
    森口の言いなりに。知らず知らずのうちに
    森口の計画通りにコントロールされてしまう。
    本当に熱血教師なんだろうけど、ちょっと
    かわいそうだった。
  • 橋本愛(北原役)
    いじめにも加担していない生徒。
    犯人の良き理解者だったにも関わらず、
    犯人の生徒のにとってまさに正論となることを
    言ってしまったがゆえに殺されてしまう。
    特に悪いことしていないのに
    なんだかかわいそうな子だった。
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