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【ネタバレあり】映画『俺ではない炎上』感想レビュー!阿部寛の不憫すぎる逃亡劇とネット社会の教訓

俺ではない炎上

(C)2025「俺ではない炎上」製作委員会 (C)浅倉秋成/双葉社

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「もし、自分の知らないところで勝手にアカウントが作られ、SNSで大炎上していたら……?」

そんな誰の身にも起こりそうな恐怖を描いた映画『俺ではない炎上』。身に覚えのない罪で日本中から追い詰められる主人公の姿は、まさに映画『スマホを落としただけなのに』を思わせる日常の延長にある怖さを感じさせます。

今回は、阿部寛さん主演で話題の映画『俺ではない炎上』について、ネタバレを含めた率直な感想をお届けします。

主人公への同情からキャスト陣の素晴らしい演技、ストーリー構成の感想、そして作品に込められたテーマまで詳しく紐解いていきます。

 

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『俺ではない炎上』予告映像

予告編

 

作品情報・あらすじ

作品情報

  • 制作年:2025年
  • 監督:山田篤宏
  • 上映時間:125分

 

あらすじ

大手ハウスメーカーで働く真面目なサラリーマン・山縣泰介(阿部寛)。

ある日突然、彼のものと思われるSNSアカウントから女子大生の遺体画像が投稿され、瞬く間に「殺人犯」としてネット上で大炎上してしまいます。

身に覚えのない個人情報の特定と日本中からの猛烈なバッシングに晒され、職も居場所も失った泰介は、無実を証明するために決死の逃亡劇へ身を投じることになります。

 

『俺ではない炎上』はどこで見れる?

配信サービス 配信状況 無料期間
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映画『俺ではない炎上』をおすすめしたい人

この映画をおすすめしたい人

  • SNS社会の恐怖やネット炎上を題材にしたサスペンス作品が好きな人
  • 「阿部寛さんや芦田愛菜さんの新境地とも言える迫真の演技を見たい人
  • 予測不能なミスリードや裏のあるミステリー展開を楽しみたい人

『俺ではない炎上』ネタバレレビュー

ネタバレありレビューだよ

ここからは、映画『俺ではない炎上』をネタバレありでレビュー!
ネタバレが嫌な方は、映画を見てからのぞいてね。

 

 

身に覚えのない炎上と突きつけられる現実の悲惨さ

本作の恐怖は「知らないところで勝手にアカウントが作成され炎上する」という、現代の誰もが巻き込まれかねないリアルな設定にあります。

何もしていないのに一瞬で追われる身となり、逃亡せざるを得なくなった主人公(阿部寛)は本当に不憫で、観ていてかわいそうになってしまうほどでした。

ただ、現実的な感覚として「やっていないことなら逃げずに留まるべきでは?」と感じる部分もあり、逃走劇へと発展する展開には映画ならではの脚色とのギャップも覚えました。

さらに切ないのは、逃亡の過程で「実は自分は周りから嫌われていた」という厳しい現実に直視させられる点です。冤罪の恐怖だけでなく、己の人間関係の現実まで突きつけられる主人公の姿には深く同情させられました。

 

芦田愛菜の成長と過去・現在を交錯させるミスリードの手法

キャスト面で特に印象的だったのが、主人公を追う謎の大学生・サクラを演じた芦田愛菜さんです。

子役時代のイメージが強かったのですが、今作で見せた冷たい表情やクールな立ち振る舞いには驚かされ、「本当に大きくなったな」と成長に感慨深いものがありました。

一方で、作品の構成としては過去の出来事をまるで現在の出来事であるかのように見せる時間軸のミスリード手法が使われていました。物語にミステリー感を与える演出としては効果的であるものの、種明かしをされた時には「ちょっとずるいな」と感じてしまいました。

 

「素直な謝罪」というテーマとラストに残る複雑な後味

本作を通して感じられる一番のテーマは「行き過ぎた正義の危険性」ですが、同時に「間違えたら素直に謝ることの大切さ」を強く訴えかけているように感じました。

しかし、作中でそのテーマを伝えるための展開がやや無理やりで、メッセージ性が露骨に前に出すぎていた印象もあります。「ごめんなさい」と言えること自体は非常に大切なことですが、もう少しオブラートに包んだ演出でも良かったかもしれません。

また、ラストが「リツイートしてしまった彼が謝るのかどうか」という場面で終わるのも少し引っかかりました。彼自身も拡散に加担してしまったとはいえ、どこか被害者のような側面もあり、スッキリ謝らせて終わるでも良かった気がします。とはいえ、一瞬の軽はずみな行動が大きな害を生むという点では、現代における「ネットリテラシーの大切さ」を痛感させる良い教訓となった作品でした。

 

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まとめ

映画『俺ではない炎上』は、身に覚えのない炎上から始まる不憫な逃亡劇を通して、現代のネット社会が抱える闇や「行き過ぎた正義」の危うさを描いた作品です。

ミスリードの手法やメッセージ性の打ち出し方には少し疑問もありますが、阿部寛さんの熱演や芦田愛菜さんのクールな演技など見どころも多く、ネットリテラシーについて改めて考えさせられる一作でした。

 

主要キャストと併せて観たいおすすめ作品

阿部寛(山縣泰介 役)

大手ハウスメーカーに勤める主人公。突如自分名義のアカウントで殺人画像が拡散され、冤罪を晴らすために逃亡する羽目になる不憫な男。

その他出演作品:堀が深い阿部寛さんだからこその作品!
▶テルマエ・ロマエはこちらから


芦田愛菜(サクラ 役)

逃亡する泰介を執拗に追いかける謎の大学生。冷淡でミステリアスな雰囲気を漂わせる重要人物。


藤原大祐(住吉初羽馬 役)

泰介の炎上騒動に関わっていく大学生インフルエンサー。SNS社会のリアルな若者像を象徴する存在。


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