ホラー 映画

アイアムアヒーロー ネタバレ映画感想

あらすじ


漫画家のアシスタントをしている鈴木英雄。出版社に自分の漫画を持ち込むも採用されない日々。そんなある日、彼女から振られ、いったんは家を追い出されてしまうが、彼女から連絡があり再度アパートに戻れることに。

しかし、彼女は謎の感染によりZQN(ゾキュン)になってしまう。なんとか彼女から逃れた英雄だったが、町中にZQNが溢れて大混乱に。

そんな中出会った女子高生の比呂美とともに、標高が高いところは感染しないという情報を信じ富士山に向かうことに。

感想


正直グロいのが苦手ですが、この作品は割とグロいです。苦手な人にはあまりおすすめできないかもしれません。

全国的に感染者であふれているのでしょう。どういう規模で広がっているのかはわかりませんが、割とみんな普通にゾンビに勝っているので自衛隊ぐらいいれば、簡単に鎮圧できそうなゾンビたちです。

女子高校生の比呂美は、赤ちゃんに噛まれたため中途半端に感染しているというような設定みたいですが、たま~に活躍するのですが、劇中ほぼ寝ているので、ほとんど役に立たない。英雄がきちんと守ることができたという展開に持っていくために必要なキャラクターになっているようです。個人的には、いなくてもよかった気がします。

ショッピングモールでわざわざゾンビを集めたのは、何のためだったのか。意味がわかりませんでしたね。集めた自分も噛まれてしまうし。おとなしく食料をみんなで取りに行っていればよかったのに。人間の愚かさが、この映画でも出てしまいましたね。

最後は、英雄が銃で無双。ものすごい命中率。どこにそんなに銃弾を蓄えていたのってくらいの量。銃一つで、あの数のゾンビに勝てたのは割と不思議な展開でした。別の映画「悪の教典」では、伊藤英明が同時に2人打つのは難しいと言っていましたが、英雄は軽くこなしていた気がします。

そして最後は、原因など何もわからず、車で走り去り、なんだかよくわからず終わってしまったなというのが正直な感想。果たして続編はあるのか・・・。

ゾンビ映画として、グロい感じが出せているのは良かったですね。映像的には良かったです。ストーリーとしては、ショッピングモールという狭いエリアでの話になってしまったので、個人的にはもう少し広域なエリアで展開して欲しかったかなというのが感想です。

まとめ


ストーリーなんかはあまり気にせずに、ゾンビ映画を単純に楽しみたい人にはいいかなと思います。大泉君の映画だからと油断してたら、割とグロかったのは予想外でした。

キャスト


監督 佐藤 信介

大泉洋(鈴木英雄役)
射撃がどれだけうまいのか。あれだけの命中率はすごいと思う。漫画家と並行して、クレー射撃で食べていけないのでは?

有村架純(早狩比呂美役)
ほぼ寝ている為、さほど役に立たない。英雄に自信をつけさせるためのキャラクター。

長澤まさみ(藪役)
屋上が全滅しても、生き残るタフさ。しかも比呂美を背負いながら逃げたりして、割と強い。ただ、あんな状況の屋上に助けに来いというのはなかなか無理がある。

片瀬那奈(てっこ役)
英雄の彼女役。いつまでも漫画家をめざす英雄をいい加減にしろと追い出したのちにZQNになり、揉みあいのすえ、英雄に殺されてしまう。英雄が何もなかったかのように部屋を出ていくところを見ると愛情はなかったんじゃないかと思える。

吉沢悠(伊浦役)
アウトレットモールで、リーダーを務めるも、銃を奪われてリーダーの座を下ろされる。食料探索では、音楽を鳴らしてZQNを集めて、食料探索犯を全滅させるが、自分もZQNに噛まれて自滅してしまうという、自業自得な展開。車で逃走したかったようだが、
逃走してどこに行きたかったのか。

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