この映画をおすすめしたい人
- キリスト教に信仰あるいは興味がある人
- パニック映画が好きな人
- ニコラス・ケイジが好きな人
あらすじ
突如として、人が消えてしまい
世界中がパニックになってしまう。
なぜ消えたのか、
消えた人の共通点は何か
パニックになりながら謎を解いていく。
感想
2つのパニック
この映画には2つのパニックがあります。
1つは、人が急に消えるというパニック。
もう1つは、飛行機事故のパニック。
人が消えるだけだと、
尺が持たないので、飛行機パニックを
組み合わせてみたのかなと言うのが
個人的な感想でした。
人が突然消えたぐらいだと、
あそこまでのパニックが
起きるのかはわからないですね。
そのあたりは描き方がもっとあったような。
確かにいきなり人が消えたら
それはパニックでしかないですが
暴動まで起きるかは別問題な気がします。
飛行機のパニックにしても
途中衝突するというトラブルは
ありましたが、基本的には燃料不足が
問題になっているだけなので
パニック要素が少なかったのも残念。
サスペンス要素はどうだったか
パニックは、今一つ物足りませんでしたが
人が消えるという大問題があります。
原因を追究するというサスペンス要素が
この映画には残されていました。
しかし、人が消えるという原因が
宗教を信じていたかどうかと
大人か子どもかの違いしかなく
摩訶不思議な力が加わり
ミステリー要素に関しても
面白みに欠けることになりました。
全世界的に起きているというような
表現があったように思えますが、
キリスト教が主な要因だったようなので
他宗派の人は全て消えなかったのではないかと
推測するとキリスト教圏外は
あまりパニックにならなかった
のではないでしょうか。
いろいろと疑問が残る
映画ではあります。
見る前に知っておきたいこと
この人が消える原因については
キリスト教の「携挙」という
教えが元になっているようです。
この教えを知らないと
ただの非科学的な力が
働いた不思議な話で終わってしまいそうです。
劇中で、ヒロインのお母さんや
牧師さんが少し語ってくれそうになるのですが、
このヒロインの子が
人の話を聞かない子なので
大事な話をしようとしているのに
母親の話も牧師の話も
途中で遮ってしまいます。
そのため、鑑賞している側にも
「携挙」という教えの話が
伝わらないということになり
ちょっと不親切な展開になってしまいました。
ここはあえて、ヒロインの子には
話を聞いて欲しかったです。
お母さんの言うことが現実になったと
連呼するだけになり、何を言っていたのかが
気になって気になってしょうがなかったです。
実はこの後の展開の方が気になります
映画は、飛行機が着陸したあたりで終わりますが
基本的には、このあとの展開のほうが
気になってしょうがないです。
劇中では、混沌の時代が7年間もあると
話していました。地上に残された人類が
この7年間でどういう生き方をするのか。
また消えた人たちが、このあと
肉体を再度手にして、戻ることはあるのか。
このあたりのことを物語として
描いても映画としては面白そうな
気がしないでもなかったです。
まとめ
全部宗教の教えが起こしたことです。
それが原因なので、謎解きもなにも
ありません。と割り切って見ると
いいかなと思います。
個人的には飛行機パニック映画で
レフトは左側の翼のことで
片方の羽がなくなって
大パニックになる
飛行機映画と連想していました。
前情報無しで見るのは好きですが
タイトルは勘違いすると
えらいことになりますね。
キャスト
監督 ビク・アームストロング
ニコラス・ケイジ(レイ・スティール役)
奥さんが宗教にはまり
それが嫌で不倫に走るパイロット。
まあ、しょうがないといえばしょうがない。
キャシー・トムソン(クローイ・スティール役)
人の話を最後まで聞かない子ですが
父親の不倫に関しても
状況が状況だと寛容さも見せる。
弟思いで、ものすごくいい
姉だと思います。
チャド・マイケル・マーレイ(キャメロン役)
有名人でしかも素晴らしい人格者。
非の打ちどころがない人物。
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