あらすじ
広告会社の営業として働く浩介は、仕事先で中学時代の同級生の真緒と再会する。
再会した浩介と真緒は仕事を通じて距離を縮め、ついに結婚を決意する。
しかし真緒には浩介も知らない秘密があった。
■Prime Video |
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感想
対象年齢からちょっと外れた感
「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」というキャッチコピーが話題を呼んだ作品
だそうですね。
映画を見るときは、前情報はできるだけ仕入れずにクリアな状態で見るようにしています。そのため基本的には予告もあまり見ないようにします。それが個人的に一番楽しめると思ってます。
余談でした。
さて、そんなわけで対象年齢からちょっと外れた作品だったなと思いました。
男性はいったい何歳までが男子と呼べるのでしょうね。
ひたすらに幸せなカップルの日々
映画開始からの流れとして、ひさびさに同級生に再会→付き合う→結婚と続き、幸せの一連の流れの過程を約1時間ほど見ることになります。
展開的にいつ落ちる展開になるのかなと思いましたが、おおむね最後の4分の1程度がちょっと切なくなる展開でした。
最初の1時間はカップルの幸せいっぱいな展開をずっとみるだけなのですが、最近、こういう展開はあまり好んで見れないことに気付きました。
高校生くらいだとこういう展開も楽しめるのでしょうか。
嫉妬とかそういうものではなく、いったい何を見せられているのかと思ってしまう自分がいます。年をとったということかもしれません。
もっと若い頃に見ていたら、こういう展開にあこがれることもあったのでしょうか。
しかしこういう幸せいっぱいな展開を見せつけているときは、その反動でめちゃめちゃ落ちる展開になるもの。これはきっと急落する展開の前振りかもしれない、そう思い見ていました。
結果・・・そこまで不幸でもないなという展開。なんだか終始、ある程度幸せな結末を迎えた気がしました。
これまでのことがなかったことになるので、結果的にだれも傷つかないような終わりになったと思います。
意外性のある展開は良かった
おおむねこういう映画のパターンは、ヒロインが不治の病にかかるみたいな展開のものが多いのですが、そうではなかった点は新しかったですね。
現実的な要素ではなく、ここの部分にファンタジー要素をからめてくるとは思わなかったので、この意外性は良かったです。
しかし、もしかすると、このファンタジー性が感情移入できなくなった点の1つかもしれません。
変にファンタジー要素をからめるのも考えものですね。
個人的には、あそこまで忠実なのは犬のイメージです。
猫って素っ気ないイメージしかないので。
でも犬だとヒロインとイメージが結びつかない気もするので、猫で良かったんでしょう。
最後に、ふらっと浩介の前からいなくなるのも猫っぽくて良かったです。
見つかってはしまいましたが、猫は直前に人に見られないようにいなくなるっていいますからね。
チャランポランタンの歌に「なりたいなぁ」という歌がありますがご存知ですか?あれが実現するとこういう展開になるのかもしれないなと思いました。
まとめ
「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」が
どの辺かはちょっとわかりませんでしたが、これはきっと年齢のせいだと思います。いや、性格のせいかもしれません。
いずれにしても、純粋な心を持った人は感動できるのではないかなと思った作品でした。
キャスト
監督 三木孝浩
松本潤(奥田浩介役)
狐にばかされるという昔話はありますが、猫にばかされるという話はあまり聞かない気がします。
きれいなファンタジーロマンス的に話がまとめられていますが個人的には一番の被害者な気がします。
上野樹里(渡来真緒役)
環境が一変したと思うので、本当に大変だったと思います。
勉強とか本当に大変だったでしょうね。まずは言葉の壁からあったのではないでしょうか。環境の激変に適応したのは本当にすごいことです。
玉山鉄二(新藤春樹役)
好きだった人が他の人と結婚したので、もうあきらめればいいのに結婚後も旦那を呼び出して、あの子をちゃんと見ててくれなんて伝えてくるストーカーのような人。
現実に言われたら余計なお世話だよとしか思えない。
北村匠海(中学生の奥田浩介役)
この頃から北村くんの役どころは変わらないんですね。
「君の膵臓をたべたい」「君は月夜に光輝く」の役どころにつながっていったのかもしれません。
葵わかな(中学生の渡来真緒役)
大人の真緒と割とそっくりだったので違和感ない役どころでした。
夏木マリ(大下役)
魔女?魔法使い的な役どころ。いったい何者なのか。残酷なことをするなと思いました。
映画を見るのにおすすめなサイト
ネットで映画が見れるサイトはたくさんありますが、こちらのブログでは主に下記サイトを利用しています。映画の感想を見て、映画を見たくなったらぜひ参考にしてくださいね。