この映画をおすすめしたい人
- サスペンス映画が好きな人
- アクション映画が好きな人
- 走るのが好きな人
あらすじ
少年は気付くと
知らない場所に
たどり着いていた。
記憶もなく、自分の名前もわからず
パニックになるが
そこに住む人々に助けられる。
エリアの奥には迷路があり
脱出のために、
その迷路の攻略を目指す。
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感想
記憶が全くない恐怖
気付いたら知らない場所に・・・
個人的には映画「CUBE」が
思い出される設定でした。
気付いたらエレベーターで運ばれていて
たどりついたと思ったら、
嘲笑する現地人たちに囲まれる。
こんな状態だったら、
だれでも逃げ出したくなるでしょう。
なんとも意地悪な先住民たちです。
最初の掴みとしては
謎だらけでワクワクする
最高なスタートだったと思います。
「CUBE」と違うのは、
毎月物資が送られてくること。
そのため生活には困っていない様子。
脱出系の映画なのでしょうが
生活に困窮した感じがないので
今一つ緊迫感がない。
謎が多い迷路
ある程度の生活環境が
整ってはいるものの
やはり脱出はしたい住民たち。
エリアには迷路があり、
そこからの脱出を図ろうとしている。
迷路についてわかっているのは
・迷路にはグリーバーという生き物がいる。
・迷路に入れる時間が決まっている。
・迷路は毎回道順が変わる。
だいたい以上のようなことがわかっている。
これだけのことを知る為に
いったいどれだけの人が
犠牲になったのかは不明。
グリーバーに至っては
見たやつがいないそうなので
どうやって存在を知ったのかは
ちょっぴり謎である。
何人か犠牲になった後、
生物の痕跡があったのでしょうか。
出会ったら死ぬって怖すぎる。
そんな迷路の中に入れるのは
ランナーという役割の方々。
よくそんな迷路に飛び込もうと
思ったなと感心してしまいます。
謎解きが少ない迷路
迷路がメインなので、
謎解きが中心かと思いましたが
どうにもVSグリーバーがメインに。
グリーバーを倒さないと
謎解きが進まないので
その展開もしょうがないといえばしょうがない。
「CUBE」をイメージした
自分が悪いのですが、
迷路の謎解きは、ほとんどないので
そのあたりはちょっと残念。
謎解きというよりも、
運よく、なんか次に進めた
みたいな感じでした。
最後は、グリーバーとガチンコ勝負みたいな。
謎解きはいつのまにか
エイリアン退治になってました。
あまり予想がつかないので
謎展開が続いて、
面白いと言えば面白い。
迷路の最後で、キーとなる
番号を言っていましたが、
何度見てもあの番号の意味はよくわかりません。
なぜわかったのか
教えてトーマス。
謎の実験
物語の終盤。
主人公は記憶を取り戻した
ような発言をします。
自分はここに送る側の
人間だった。という衝撃的なこと。
その割に、肝心な部分の
説明がないので、トーマスが
ここに送られた理由も謎のまま。
最終的に、実は選ばれた素質ある
人間を送り込んで、成長させる
実験だということが判明します。
なぜ、こういう実験が必要だったのか。
普通に抗体を調べて研究すればよかったのではないか。
抗体がある割に、なぜグリーバーに
感染させられたのか。
謎が謎のまま、次回作に
続くという。
煮え切れない幕切れでした。
まとめ
ランナーというだけあり
劇中はとにかく走ります。
走るときにスリルがあります。
あまり矛盾点を考えず。
物語の展開を楽しんで観ると
けっこう楽しめる映画です。
パッケージなど見ると、どちらかという
インディージョーンズ系統かと思いましたが
まったく裏切られました。
なんだかんだで展開は早いので
最後までさくさく見れる映画です。
キャスト
監督 ウェス・ボール
ディラン・オブライエン(トーマス役)
好奇心旺盛で片付けられていましたが
自分がこうすると思ったら、思う通り行動する。
協調性があるのかないのか・・・。
仲間を思う気持ちも強いようで
仲間のために迷路に飛び込んで行くのは
正義感が強い故か。
後先あまり考えていないようだが
とにかく行動力お化けみたいな少年。
記憶が戻ったのか戻ってないのかよくわからない。
カヤ・スコデラーリオ(テレサ役)
最後の1人として送られてくる。
男性ばかりの中に
放り込まれるとはかなり可愛そう。
最初にかなり防衛本能を
働かせていましたが、
そりゃそうなりますよね。
テレサも記憶が戻ったのか
戻ってないのか。
結局微妙な感じである。
何のために送られてきたのかは
結局はっきりしない。
トーマスと一緒で送る側の人間だった。
アムル・アミーン(アルビー役)
集落をまとめるリーダー。
あれだけの見知らぬメンバーを
まとめきる統率力。
トーマスよりも
優秀なリーダーに思える
さすがは集落の最初の人。
キー・ホン・リー(ミンホー役)
ランナーとして活躍。
迷路にゴールがないとわかっていても
それをみんなのために黙っておく。
精神力が半端ない。
昼間からグリーバーが
出てくるようになり
他ランナーが怖気づく中
迷路へ入ることを決断する勇気ある子。
ウィル・ポールター(ギャリー役)
保守派の筆頭。
支援物資がなくなっても
なお集落に留まろうとする。
どうやって生活するつもりだったのか。
トーマスたちが、迷路からの脱出を
苦労して成し遂げたのに、
あまり間を置かずに迷路から脱出してきた。
実はワープ能力でもあるのではないか。
グリーバーに刺さされていたので
恐らくは後ろを付けてきていたのかなと。
集落に残ったメンバーは置いてきたのだろうか。
トーマス・ブロディ=サングスター(ニュート役)
冷静な判断力を持つ。
トーマスの右腕として
頼りがいのある味方。
ミンホーが力での補佐だとすると
ニュートが知能での補佐みたいな
役割に感じる。
パトリシア・クラークソン(エヴァ・ペイジ役)
ワクチンを開発していると
思われるのだが、そのために
素質のある子を迷路に送り込む。
そこで苦労をさせることで
何かが進化するようなのだが、
よくわからない。
もっと研究方法は
たくさんあったと思うので
実は無能な研究者ではないだろうか。
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