この映画をおすすめしたい人
- ホラー映画が好きな人
- 終末の世界観が好きな人
- 過激な描写も平気な人
あらすじ
台湾のある日常的な朝、
人々は普段通りの生活を
送っていた。
しかし、突如として発生した
謎のウイルスが人々を狂わせ、
残忍な行動に走らせる事態となる。
主人公のジュンジョーと彼の恋人カイティンは、
この状況から生き延びるため、絶望的なサバイバルを
繰り広げることになる。
予告
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感想
驚異的なビジュアルと緊迫感
『哭悲/THE SADNESS』は、
ビジュアルと緊迫感において
他のホラー映画と一線を画しています。
感染者たちの凶暴さや狂気が
リアルに描かれ、その表現力には
目を見張るものがあります。
特に、血しぶきや肉体の損傷が
生々しく描かれるシーンは、
強烈なインパクトを与えます。
電車内のシーンなんて特に。
血が噴水みたいになってます。
ただちょっと過剰演出過ぎて
少し笑えてしまいました。。
ゾンビ映画みたいな感じですが
狂気じみた人たちの行動もすごいのですが
その狂気が特に目に現れていて
目は口ほどに物を言うをしっかり表現しています。
また、街中や地下鉄など、日常的な場所が
恐怖の舞台となることで、
現実味を感じさせているところもポイントかと。
また、とにかくテンポが速い。
冒頭から混乱の始まり迄も早いし
狂気じみた描写も最初からけっこう全力です。
キャラクターの描写と人間ドラマ
『哭悲』の人間ドラマの中心は、
主人公の恋人同士の絆があります。
2人が再会するため、多くの困難が待ち受けています。
愛する人を守るために
どんな困難にも立ち向かう決意を見せる
ジュンジョー。
カティは強さと優しさを兼ね備えた
キャラクターとして描かれ、
途中出会う女性（渡辺直美かと思った）を救うなど
非常時においても人間らしさが表現されます。
主人公以外にも、電車内で会った
気持ち悪いおじさんが、感染して
さらに気持ち悪さに磨きがかかったりもします。
主人公以外の人たちも
感染してしまって
狂気じみてしまいます。
とにかく理性が全員ぶっ飛んでしまい
本能のまま狂気の部分だけが現れる
その描写も遺憾なく表現されているのがすごかったです。
社会的メッセージと現代への警鐘
ウイルスの感染によって人々が
凶暴化するという設定は、
現実のパンデミックや社会の分断を思わせます。
映画は、極限状態での人間の本性や、
恐怖とパニックに支配される
社会の脆弱さを描き出しています。
また、映画の中で描かれる暴力や狂気は、
現代社会における暴力の蔓延や、
人間関係の希薄化を暗示しているようにも感じられます。
エンターテイメントとしてのホラーを超えて、
社会問題に対する鋭い洞察を
提供しているようにも感じました。
まとめ
ホラー映画としてのスリルと恐怖を、
驚異的なビジュアルと緊迫感で表現されています。
強烈なインパクトを与え、観賞後も長く心に残る作品です。
キャスト
✅ 監督 ロブ・ジャバズ
✅ レジーナ・レイ（カイティン役）
感染前から変だったおじさんが
感染してさらに気持ち悪さが
パワーアップ！
この気持ち悪いおじさんに
追いかけられ続けるは、
変な研究者に連れ去られそうになるは、
最初から最後まで大変な目にあう。
✅ ベラント・チュウ（ジュンジョー役）
恋人を救うため、原付で向かうのが
台湾らしいなと思いました。
狂気じみた状況の中でも
人助けも忘れない好青年。
✅ ジョニー・ワン（サラリーマン役）
普通に気持ち悪い人が
さらに本能に従うと、
どうなるのかという答えをだしてくれた。
思ったより変わってない気がした。
変な人は、元が狂気じみてるので
変化がわかりにくいなと思った。
やることなすこと嫌悪感しかない。
役柄とはいえ、あまり演じたいなと
思える役でもない。
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