パニック 映画

FALL フォールネタバレ映画感想 ホラー映画なんかより、もっとゾワゾワする映画です。


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この映画をおすすめしたい人

  • スリラー映画が好きな人
  • 高所が苦手な人

あらすじ

フリークライミング中に夫のダンを亡くしたベッキー。

そんなベッキーを立ち直らせるため

親友のハンターはテレビ塔に登ることを提案する。

 

高さ600メートルのテレビ塔を

2人は無事登ることはできるのか。

 

予告編



感想

とにかくホラー映画より恐い

高所が恐い私としては、

ホラー映画なんかよりも何倍も恐かったです。

何度ゾワゾワさせられたことか。

 

地上600メートルの高さを

遺憾なく発揮していただきまして

見ているだけで手汗がやばい

 

親友を立ち直らせるために

こんなヤバイところに連れて行くやつなんて

そもそも親友じゃないと思うのは私だけ?

 

恐いもの見たさもありますが

映画館で観たかったという気持ちもあります。

テレビ画面でこれですから、

映画館でみたら、もっと恐かったと思います。

 

とにかくゾワゾワがやばい。

変な汗をかいてしまいます。

極度の高所恐怖症の人は注意が必要かもしれません。

 

何度も突き落とすのがえぐい

高さをうまく利用して、

恐怖をあおるのが上手な映画ですが、

希望が見えてはどん底に突き落とす展開もすごいです。

制作陣営、けっこうドSの集まりではないですか。

 

人に気付いてもらったと思えば助けてもらえず

ドローン入手と思いきや電池が切れ

充電できる手段が見つかったと思えば

アニマルに襲われ。

充電できたと思えば破壊され。

 

高さで恐怖を与えながら、

絶望に突き落とし続けるのは

タイトル通りと言えばタイトル通り。

 

でも、この悪い展開は、

きちんと前振りが展開されているところも

伏線回収が上手だなと思います。

 

友情も試される

ベッキーの夫であるダンと不倫していた

というハンターのカミングアウトから

まさかの友情も試される展開に。

 

テレビ塔から突き落とすんじゃないかと

冷や冷やする展開になりましたが

そこも乗り越えて、助かる為に

力を合わせる2人の姿。

 

友情は素晴らしいと思う反面

夫と親友の本当の関係を知ったことで

ベッキーは吹っ切れた感がありました。

 

よく考えると、ベッキーに立ち直ってもらうために

テレビ塔に連れて行ってましたが、

ハンターが本当のこと話せば

それで済んでたような気もしますね。

 

ああ、でもそれを言ってしまうと

映画としてストーリーが成り立たないので

まあ、言えないこともありますよね。

ということにしておきましょう。

 

ちょっと黒い裏設定を考えてみる。

映画を見ながら、ちょっと黒い裏設定

勝手にイメージしてみました。

 

親友のハンターは残念ながら

途中で落下して亡くなってしまいます。

あまりのパニックで、ベッキーは

ハンターの亡霊を作り出してしまうほど。

 

さて、これは偶然なのでしょうか。

事故とも思われますが、

ハンターは落下する前に、ダンとの

不倫を告白していました。

 

下に落ちているバックを取るため

降りることに挑戦するハンター

私が落ちたら清々するでしょというハンターのセリフ。

 

もしかすると、ベッキーは故意

ハンターを落としたのでは・・・

 

そして罪の大きさに心が耐えられず

精神を安定させるために

ハンターの亡霊を作り出した。

 

最後は助かる為に、

ハンターの身体をクッションに使うため

靴を体内にねじ込むベッキー

 

なんだか恨みも込められてそうで

想像は膨らみます。

友情が強そうなので、それはなさそうですけどね。

 

また、ダンの本性を知っていたベッキーのお父さん。

ベッキーを励まして欲しいとハンターに

依頼したような描写がありました。

 

でも、もしダンとハンターの関係も

お父さんが知っていたとすると

実はハンターがとる行動も予想して

すべて計画通りに仕組んでいたとしたら・・・

 

なんて勝手な展開を想像してみたりと

いろいろな意味でヒヤヒヤする映画です。

 

続編が作られるそうですが、

今度の展開としては、無謀なテレビ塔へのチャレンジが

ネットで炎上して、再び引きこもるベッキー。

 

あるきっかけで、テレビ塔で立ち往生している時に

車を盗んでいった犯人を見つける。

犯人を高所におびき寄せるベッキー。

ここからベッキーの復讐が始まる。

 

なんて展開はないでしょうが

続編も楽しみです。

 

まとめ

手汗をかいた映画は初めてかもしれません。

高所が苦手な方には、

たまらなくスリリングな映画です。

 

本当に極度に高所恐怖症の方は

心臓に悪いので覚悟して見て欲しい作品です。

 

キャスト

監督 スコットマン

グレイス・キャロライン・カリー(ベッキー役)

本当に1年落ち込んでいたのでしょうか。

運動量、持久力、筋力が半端ない。

絶対に陰でトレーニングをしていたはず。

 

テレビ塔のてっぺんによじ登り

襲い掛かる鳥をはねのけ

充電完了まで耐え抜いた筋力と体力。

 

それまでの肉体的、精神的疲労もあるのに

これでトレーニングしていないのであれば

そのポテンシャルの高さは恐ろしすぎます。

 

バージニア・ガードナー(ハンター役)

親友に元気を取り戻してもらおうと

600メートルあるテレビ塔の頂上に

連れて行こうとするやばいやつ。

 

もっと別の方法もあったでしょう。

カウンセリングを受けさせるとか。

よりにもよってなぜテレビ塔?

 

ベッキー同様に、筋力も体力も精神力もやばい

この子をみていると筋肉は裏切らない

何か思えてきてしまう。

 

ロケ地紹介

Four Aces Movie Ranch

2人が宿泊したモーテル。

KXTV/KOVRタワー

映画の中のテレビ塔のモデルと

なったのはこちらの電波塔です。

 

関連サイト等

FALL公式twitter

 

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