EXCEL効率化

EXCEL(エクセル)で連動するドロップダウンリストを作成する方法

こんにちは。なごむです。

今日は、エクセルで連動するドロップダウンリストを作成する方法を紹介します。今回は例として、日本の地域を指定したら、その地域の都道府県がリストで表示される。また県を指定したら、その都市がリストで表示される。そんな方法をご紹介したいと思います。選択肢が多い時に絞り込むのに便利な機能だと思います。

今回使用する関数

  • INDIRECT関数


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INDIRECT関数を使って連動するドロップダウンリストを作成する方法

下の図の「B5」にエリアを入力すると、「C5」にそのエリアの「都道府県名」がリスト表示され、「C5」に都道府県名を入力すると「D5」に、「都市名」がリストで表示されるようにします。

 

 

別のエクセルsheetにリスト一覧を作成しておきます。
今回は「九州」「中国」「四国」の3つに絞り込みました。
各エリアの県名を下の図のように入力しておきます。

 

 

下の図のように、B3~B10を選択して、左上の赤で〇をつけたところに名前をつけます。
ここでは「九州」とつけています。

同じ要領で
C3~C7を選択して、左上に「中国」
D3~D6を選択して、左上に「四国」
と名前をつけます。

 

次に入力用のシートに入力をしていきます。
下の図の「B5」のセルを選択して、「データ」タブの中の
「データの入力規則」を選択します。

 

 

データ入力規則のウィンドウが開くので、
「設定」のタブの入力値の種類を「リスト」にして
元の値に「九州,中国,四国」と入力をします。
最後に「OK」ボタンを押してください。

 

 

次に「C5」のセルも設定をしていきます。
下の図の「C5」のセルを選択して、「データ」タブの中の
「データの入力規則」を選択します。

 

 

データ入力規則のウィンドウが開くので、
「設定」のタブの入力値の種類を「リスト」にして
元の値に「=INDIRECT(B5)」と入力をします。
最後に「OK」ボタンを押してください。

 

 

ここで「B5」のセルを例えば「九州」と入力すると
「C5」のセルのリストには、九州の県名がリストで表示されるようになります。

 

 

次に別のエクセルsheetに都市名のリスト一覧を作成しておきます。
各県の都市名を入力しておきましょう。今回は各県2つずつ入力しました。
下の図をご参考ください。

 

 

下の図のように、B13~B14を選択して、左上の赤で〇をつけたところに名前をつけます。
ここでは「福岡」とつけています。

同じ要領でC列から先も名前をつけていきます。

 

入力を終えたら、入力用のシートに入力をしていきます。
下の図の「D5」のセルを選択して、「データ」タブの中の
「データの入力規則」を選択します。

 

 

データ入力規則のウィンドウが開くので、
「設定」のタブの入力値の種類を「リスト」にして
元の値に「=INDIRECT(C5)」と入力をします。
最後に「OK」ボタンを押してください。

 

 

ここで「B5」のセルを例えば「九州」、「C5」のセルに「福岡」と入力すると
「D5」のセルのリストには、福岡県の都市のリストで表示されるようになります。

 

まとめ

今回の例のような都道府県をリストで表示させる場合
47のリストが表示されてしまいます。
ドロップリストを連動させることで選択もかんたんになるので
便利な機能だと思います。

今回作成したデータを参考例としてダウンロードできるようにしていますので確認したいかたはダウンロードしてください。

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