前代未聞のエナドリ・パニック!

「翼を授ける」どころか「凶暴性を授ける」
最強のエナジードリンクが登場!?
某有名ドリンクを彷彿とさせる邦題が目を引く
本作『ゼット・ブル』(原題:Office Uprising)は、
ブラック企業で働く社員たちが、
試作段階のエナジードリンクを飲んで狂暴化してしまうという、
ぶっ飛んだ設定のアクション・コメディのレビューです。
映画『ゼット・ブル』の作品情報とあらすじ

基本情報
- 公開年:2019年
- 監督:リン・オーディング
- 上映時間:89分
あらすじ
兵器メーカー「アモテック社」に勤めるデズモンドは、
やる気のない、いわゆる「ダメ社員」。
ある日、遅刻して出社した彼が目にしたのは、異様な光景でした。
会社が開発した軍用の新型エナジードリンク「ゾルト」を飲んだ社員たちが、
異常なまでの攻撃性を発揮し、オフィス中で殺し合いを始めていたのです。
ドリンクを飲まなかったことで、凶暴化を逃れたデズモンドは、
同僚のサマンサを救い出し、地獄と化したオフィスから
脱出することを決意しますが……。
予告
この映画の3つの見どころとまとめ
この映画の3つの見どころ
- 「オフィス×エナドリ」という斬新すぎる設定とコメディ描写
- ヒロイン・サマンサの「混在する」怪演
- 意外にも(?)鮮やかな伏線回収
「オフィス×エナドリ」という斬新すぎる設定とコメディ描写
「ドリンクで強化人間を作る」という、
現実でも起こりかねない(?)設定を、
あえてコミカルに描いているのが本作の魅力。
普段の業務ストレスを爆発させ、
オフィス用品を武器に戦う社員たちの姿は
笑いとスリルが絶妙に同居しています。
軍事産業の会社ということで、
過激な社員が多いような。
その中で奮闘する主人公たちに注目です。
ヒロイン・サマンサの「混在する」怪演
本作のMVPは、ヒロインを演じたジェーン・レヴィでしょう。
ドリンクを飲んでしまい、凶暴な本能と、
デズモンドを心配する本来の理性の間で
激しく揺れ動く姿は必見。
可愛らしさと恐ろしさが交互にやってくる
彼女の表情筋の演技には、思わず引き込まれてしまいます!
意外にも(?)鮮やかな伏線回収
B級映画と侮るなかれ。物語の前半に散りばめられた何気ない小道具や設定が、
後半の脱出劇で見事に回収されていきます。
「あ、あれがここで効いてくるのか!」という爽快感があり、
以外にも脚本の丁寧さが光ります。
後半、主人公が強くなりすぎてコメディ要素が減る点は残念ですが、
エンタメ作品としての完成度は高いです。
まとめ

『ゼット・ブル』は、想像の世界が
現実に追いついてきそうな現代において、
あり得そうな感じもするものですが、
最高にバカバカしく楽しめる一作です。
凶暴化した上司や同僚をなぎ倒すデズモンドの姿に、
日頃の仕事のストレスを重ねてスッキリするのもアリかもしれません。
ただし、映画を観た後にエナジードリンクを飲むときは、
少しだけ中身を疑ってしまうかも……?
キャスト紹介

ブレントン・スウェイ(デズモンド役)
やる気ゼロと見せかけて、
意外と決めるときは決める主人公。
サマンサのためにがんばる姿がすばらしい。
ジェーン・レヴィ(サマンサ役)
本作のヒロイン。凶暴化と通常時のギャップを演じ分ける
表現力はすばらしい。
『ドント・ブリーズ』の彼女とはまた違う魅力が爆発しています。
カラン・ソーニ(アダム役)
人を傷つけるのは嫌だといいつつ
物語が進むについて、タガがはずれていく。
デズモンドの良き友達
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