
トニー・ジャー、イコ・ウワイス、タイガー・チェン。
アジア最強クラスのアクションスターが集結!
『トリプル・スレット』は、
格闘アクションファンにとってまさに夢のような作品です。
蹴り、肘、関節技、銃撃戦。
スクリーンには超一流の戦いが次々と映し出されます。
にもかかわらず、観終わったあとに妙な違和感が。
「ここまでスターが揃いながら、
なぜ“傑作”になりきれないのか?」
本記事では、その理由を掘り下げながら、
『トリプル・スレット』をレビューしていきます。
『トリプル・スレット』を今すぐ視聴するならこちら▼
『トリプル・スレット』予告映像
作品情報・あらすじ
作品情報
- 公開年:2019年
- 監督:ジェシー・V・ジョンソン
- 上映時間:96分
あらすじ
物語の舞台は、東南アジアの
鬱蒼としたジャングル。
秘密裏に収監された
犯罪組織のリーダーを救出するため、
傭兵部隊が「人道支援」を隠れ蓑に
村を急襲するところから物語は動き出します。
この作戦にガイドとして雇われていたのが、
パユとロン・フェイ。
しかし彼らは、雇い主であるはずの
傭兵部隊に裏切られ、村人もろとも
抹殺されそうになってしまいます。
妻を殺され復讐に燃える男ジャカも、
傭兵たちを追っていました。
運命に導かれるように合流した三人は、
やがて巨大な陰謀と、圧倒的な武力を誇る
冷酷な傭兵グループとの死闘へと
巻き込まれていきます。
『トリプル・スレット』はどこで見れる?
| 配信サービス | 配信状況 | 無料期間 |
|---|---|---|
| Prime Video | 見放題 | 30日間 |
| U-NEXT | レンタル | 31日間 |
| NETFLIX | なし | なし |
※一番のおすすめはPrime Videoです。
※2026年5月時点での情報です。
映画『トリプル・スレット』のここが凄い!3つの見どころ
この映画の3つの見どころ
- アジア最強クラスが競演する“骨のきしむ”近接格闘
- B級アクション界の“重戦車”たちが生む圧倒的な恐怖
- 豪華スター競演だからこそ高まる「共闘」の期待感
『トリプル・スレット』ネタバレレビュー
ネタバレありレビューだよ
ここからは、映画『トリプル・スレット』をネタバレありでレビュー!
ネタバレが嫌な方は、映画を見てからのぞいてね。
アジア最強クラスが競演する“骨のきしむ”近接格闘
トニー・ジャーのムエタイ、
イコ・ウワイスのシラット、
そしてタイガー・チェンのカンフー。
この3人が同じ画面で拳を交える姿は、
格闘アクション好きにとっては
まさに「盆と正月が一緒に来た」ような贅沢さです。
特に至近距離での肘打ちや膝蹴り、
流れるような関節技の応酬は、
CGでは決して出せない
生々しい衝撃に満ちていました。
銃撃戦の最中であっても、
弾切れをきっかけに
泥臭い肉弾戦へとなだれ込む演出は、
彼らのポテンシャルを
最大限に引き出そうとする
作り手の執念を感じます。
B級アクション界の“重戦車”たちが生む圧倒的な恐怖
一方で、本作の評価を難しくしているのが、
敵役であるスコット・アドキンスたちの
圧倒的な「硬さ」です。
主人公3人のスピーディーで
テクニカルな打撃を浴びても、
敵側がビクともしない。
まるでジェイソン・ステイサムみたい。
格闘映画において「強すぎる敵」は
スパイスになります。
しかし、主人公たちの攻撃が
あまりに効いていないように見え、
アクション映画特有の「スカッと感」を
どこか阻害してしまっています。
この「削り」のような戦いぶりを
リアリティと取るか、爽快感の欠如と
取るかは意見が分かれるところでしょう。
豪華スターの競演が呼び起こす「共闘の美学」への期待
クライマックスの激闘を観ていて、
脳裏をよぎるのは名作
『プロジェクトA』ではないでしょうか。
圧倒的な力を持つ海賊の親分に対し、
ジャッキー、サモ・ハン、ユン・ピョウの3人が
ボロボロになりながらも連携して立ち向かった、
あの「三位一体のカタルシス」です。
本作でもその片鱗は見られましたが、
欲を言えばもっと「3人でなければ倒せなかった」
という必然性のある連携技が見たかったところ。
敵側が警察署を正面突破するほどの
「ステイサム並みの暴走」を見せるからこそ、
それに対抗する側にも、個々の技を超えた
チームアップの美学を
より強く求めてしまったのかもしれません。
アジア最強クラスの激突を体感したい方はこちら▼
まとめ
『トリプル・スレット』は、
アクション映画における
「理想」と「課題」が同居した、
非常に興味深い一作です。
ストーリー展開や敵の無敵ぶりには
粗もありますし、『プロジェクトA』のような
黄金トリオの緻密な連携を期待すると
、少し物足りなさを感じるかもしれません。
しかし、それでもなお本作には、
トニー・ジャー、イコ・ウワイス、
タイガー・チェンというレジェンドたちが
同じ画面で激突する、
“それだけで観る価値がある熱量”があります。
「細かいことはいい。とにかく最高峰の近接格闘が見たい」
そんなアクションファンにとって、
本作は間違いなく濃密な時間になるはずです。
完璧な傑作ではない。
けれど、アクション映画を愛するなら、
一度は浴びておきたい“筋肉の祭典”
――それが『トリプル・スレット』です。
主要キャストと併せて観たいおすすめ作品
トニー・ジャー(パユ 役)
ムエタイのレジェンド。
今作でも「これぞトニー・ジャー!」と
言いたくなる、
鋭い肘打ちと膝蹴りが炸裂します。
トニー・ジャーと言えばマッハ!!!!!!!!での活躍も見てください。
▶『マッハ』を観る
イコ・ウワイス(ジャカ 役)
インドネシアの武術「シラット」の達人。
超至近距離での
スピード感あふれる攻防は、
彼にしか出せない迫力です。
インドネシア発のノンストップ・バトル・アクション!
▶『ザ・レイド』を観る
タイガー・チェン(ロン・フェイ 役)
キアヌ・リーブスの
武術指導も務めた
カンフーの使い手。
しなやかでキレのある
中国武術の動きが、
チームに華を添えます。
SFカンフーアクション!
▶『カンフー・トラベラー 南拳』を観る