アクション 映画

ヴェンジェンス ネタバレ映画感想

あらすじ

刑事として働くジョン。
犯人逮捕の時に相棒がなくなってしまう。
気持ちが落ち込む中、バーでティーナと
いう女性に出会う。お互い共通点もあり
連絡先を交換して分かれるが、
ある日、ティーナが愛娘の前で襲われてしまう。
ジョンは、犯人たちに制裁を加えること決意する。

ネタバレあらすじ感想

相棒を失う

刑事という仕事柄しょうがないのだが、
定年近くで死んでしまうケースは
映画あるあるな気がします。
毎回毎回気の毒でならない設定ですね。
この映画でももれなく相棒がなくなってしまいます。

割と人の話を聞かないティーナ

天真爛漫というか、悪く言うと人の話を聞かず
自己完結してしまうわがままさん。それがティーナでしょうか。
子どもを預けて、ちょっと羽目を外しに来たところで
ジョンと会ったような感じでしょう。
ジョンもかなり戸惑っていました。
正直自分だったら、ちょっと近づいて欲しくない
キャラ設定でした。

暗い夜道は要注意

パーティか何かの帰り道、娘を連れて
思い出の場所ってことで、ちょっと寄り道します。
夜に、そういうちょっと外れた道を行くのは
事件な予感しかしませんが、案の定事件にあいます。
予想に反してえぐいなと思ったのは、娘の前で
レイプされてしまうという展開。やりすぎです。
こういう事件があっても、このあとも必死に
母親を支えようとする娘。こんなことがあったら
ちょっと無理でしょうと考えてしまいますが、
この娘の精神力は並大抵のものではないです。

弁護士がひどい

弁護士の仕事は依頼者を弁護することですので、
仕事としてはしょうがないでしょう。
敏腕弁護士ジェイは、犯人たちの無罪を勝ち取る為に
腕を振るいますが、法廷でのティーナへの追い打ちがひどい。
女性が、性被害にあったとき被害届を出せないと
いうのはこういうところにあるのでしょう。
まさにセカンドレイプ。
そして、無罪主張が認められ始めると
ティーナたちへの世間からの批判も始まります。
被害者なのに、なぜこんな目にあわないといけないのか
現実でも、もしこんなことがあっているとすると
本当に嫌です。

処刑人ジョン

法で犯人が裁かれないとわかると
ジョンは、犯人を殺害していきます。
結構あっさりと1人ずつ殺害していきます。
手口も鮮やかすぎます。
これまで、気分が悪い展開が続いていたので
犯人たちに報復するところは、見ている人に
スカッとさせる印象を与えるのでしょう。
加害者も、全然悪びれていないので、よけいに
そういう印象を与えると思います。
最後は弁護士まで殺るのかと思いましたが、
さすがにそこまではいかなかったですね。

まとめ

題材が題材だからでしょうか。評価は
あまり高くない映画ですね。
でも、結構考えさせられました。
もし、同じような被害に身内があったときに
弁護士に作られたストーリーによって
加害者が無罪になって、なぜか被害者側に
問題があるような展開になったらどうするか。
もし、自分だったら悔しくてしょうがないし
なぜなぜなぜ?って疑問しか出てこなくなる。
そして、きっと犯人たちには報復してやりたいって
感情も出てくるはず。

そうなったときに、いくら犯罪者とはいえ
やられたらやり返すようなやりかたはどうなのか。
自分自身を守るためには、それはしょうがないことだと
割り切れるのか、いろいろな感情が出てくる。
今回は、刑事のジョンが報復をやりとげた。
このことも、ほめられたことではないと思う。
でも、被害を受けた側からすると感謝と
申し訳なさでいっぱいになる。
どれが正解かは答えはでないけれど、
被害者・加害者が適切に裁かれる社会であって
欲しいと思う。
こういう問題定期としては、いろいろ考え
させられる映画だった。

評価/キャスト

オススメ度 ★★★

ジャンル:アクション

監督:ジョニー・マーティン

出演:

  • ニコラス・ケイジ(ジョン役)
    いきなり相棒を失ったり、ちょっと
    いい感じになった女性がレイプされたり
    散々なことに巻き込まれる。
    犯人を殺人する手口は鮮やかすぎて
    これまでも同じようなことやってたのでは
    って勘ぐってしまう。
  • アンナ・ハッチソン(ティーナ役)
    娘の前でレイプ被害にあうは、
    裁判でもひどい目にあうはで
    ほんとにかわいそう。
    こんなことがあったら本当に
    立ち直れない。
  • ドン・ジョンソン(ジェイ役)
    敏腕弁護士。劇中で一番腹立たしく思えた人物。
    弁護士という仕事柄しょうがないのでしょが
    世の中の弁護士で、犯罪者の弁護をするのは
    どういう気持ちなんでしょうね。

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