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武蔵 ネタバレ映画感想 武蔵が小次郎と戦うまでの武蔵の心情がわかりやすく描かれている作品です。


((C)2019 三上康雄事務所

あらすじ

武蔵が佐々木小次郎と戦うまでの生涯を描く。

吉岡清十郎、弟の伝七郎、吉岡の門弟たち数十名と一乗寺下がり松での戦い。それから鎌の宍戸、槍の道栄とも戦った武蔵は、ついに小次郎と刀を交えることとなる。

予告編


武蔵-むさし-

■Prime Video
武蔵
監督 三上康雄
出演 細田善彦

感想

✅武蔵と小次郎を描いた作品

武蔵の生涯と小次郎の生涯を描いた作品。武蔵の葛藤や小次郎が剣術だけでなく政治でも力を発揮しようとしたりと2人の取り巻く環境を分かりやすく描写している作品でした。

✅VS吉岡清十郎との戦い

にらみ合いからは気合が十分感じられるのですが「えいっ」みたいな、武蔵の1撃から気合の入った掛け声の武蔵のアップ場面が切り替わると倒れている清十郎・・・っていう感じでなんだかあっさりと終了。

本当に1対1での戦いなんてそんなものかもしれませんけれどもあまりにあっさりしすぎて呆気にとられてしまいます。

✅VS吉岡伝七郎との戦い

吉岡清十郎の時よりも、何度か打ち合いがあり緊迫感があります。木刀から刀に変えたこともあると思います。清十郎との戦いがあっさりしていたのは、この雰囲気を表現するためだったのかもしれません。

何度かの打ち合いののち、最後は武蔵が伝七郎を斬りますが、最後の「あ、斬っちゃった・・・」感が良かったです。初めて、刀で人を斬ったというような表現だったのでしょうか。

決闘後に武蔵に斬りかかる吉岡の門弟達。ここから吉岡がなりふり構わずになってきます。

✅VS吉岡一門との戦い

有名な一乗寺下がり松での戦いです。本当にあったのかどうかわかりませんが、集団で1人を囲むという吉岡のなりふり構わない姿勢が極まります。

そしてこの決闘には当主として、まだ子供の吉岡亦七郎を立てて戦いに挑みます。子どもながら立派な子です。

清十郎は敗れたとはいえ生きているので、子どもを当主に祭り上げることもないと思うのですが、いろいろ世間体があるのでしょうか。このあたりのプライドというか世間体を気にするところはよくわからないものです。

勝負とはいえ、子どもを手にかけてしまった武蔵。殺さないように考えて行動したのにうまくいかずこのことがトラウマになります。

この戦いは、一番見どころがあったようにも思えますが、吉岡一門がバッタバッタと武蔵にやられていき、武蔵は斬りたくないのに、相手が向かってくるので斬るしかないみたいなってしまい、この戦いでややメンタルがやられてしまいます。

✅VS宍戸梅軒

吉岡との戦いで憔悴しきったところにやってくるのですが、不意打ちで刀も持ってなかったため、ただの喧嘩みたいになってしまいます。刀だけじゃない、戦いのシーンにバリエーションを増やしてくれました。

宍戸が割と喧嘩が強く武蔵を投げ飛ばして優位に進めますが、鎌を持ってしまったために、武蔵に鎌を逆に使われてやられます。
これ、肉弾戦でそのままやったら勝てたかもしれません。おしかった。

✅VS佐々木小次郎

最後の佐々木小次郎戦は、本当にあっさりでした。2人とも倒れるんですが、倒れた理由がよくわからず。

相手が松平健なので、見ていて負けるイメージがないのですが、見事に微妙な感じで武蔵が勝ちます。

✅政治的な目論見がちらほら。

この映画では、政治的な目論見もチラホラ出てきます。これからは剣の時代ではないという時代の変化を表していると言えます。

小次郎も戦いとは別なところで、剣術指南役の役割を超えて、政治に口を出していきます。役割が違うだろうと正論を言われて一蹴されてしまいますが。

疎まれながらも、政治に口を出す小次郎。世の中を変えるために一生懸命な姿が描かれます。関係ないところから口を出すと相手にされないのは、いつの時代も同じです。提案を通すには段階を踏むことが大事です。

そして武蔵もなんだかんだで政治的に利用されてしまっています。

最後はやっかいものは消されるという、なんだか政治の闇のようなものを見せられた映画でした。

まとめ

武蔵の心情というかそういうものをわかりやすく表現された映画だと思います。

アクション要素が高いわけではないので、斬り合いのシーンなどは、やや物足りなさを感じます。アクションというよりも人間模様を感じる映画として見ると楽しめると思います。

キャスト

監督 三上康雄

細田善彦(武蔵役)

人として繊細さがあったんだろうなって考えさせられる武蔵でした。剣も強いのでしょうが、そういう強さというより人間的な感情がよりよく表現されていたと思います。

姉にめっちゃ怒られてぐうの音もでなくなっているところは、かわいい弟になってて面白かったです。

松平健(佐々木小次郎役)

剣術指南という役割を超えて、政治にまで口を出してしまうことで疎まれてしまいます。信頼を得て、少しずつ提案していく。あせらずじっくりが大切ですね。

どうも時代劇的に強すぎるイメージがあり、武蔵との戦いでもまったく負けるイメージが持てなかったです。

目黒祐樹(沢村大学役)

裏でいろいろやる政治家。優秀なんでしょう。昔からこういう裏で手をまわし隠蔽するってことが行われていたんでしょうね。

原田龍二(吉岡清十郎役)

息子を斬り殺されてしまいますが、勝負でのこととして割り切る。

武蔵に遺恨はないと言い切るところは、そこまで達観できるかわかりませんがすごいなと思います。現代では考えられないですけどね。

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