アクション 映画

クリミナル2人の記憶を持つ男 ネタバレ映画感想


(C)クリミナル2人の記憶を持つ男 公式サイト

あらすじ

CIAエージェントのビル任務中に死亡。
重要な情報を持っている為、ビル記憶を
他人の脳内へ移植することに。
選ばれたのは死刑囚のジェリコ。移植は成功するが、
2人の人格に悩まされながら、事件を解決していく。

予告編

ネタバレあらすじ感想

移植後

ビルが殺害されて、記憶を移植するという
なかなかぶっとんだ企画が素晴らしい。移植先は
適任がその人しかいなかったとはいえ、
死刑囚の脳内に記憶を移植するというもの・・・
その時点でかなりリスキー。
死刑囚のジェリコは、その中でも突き抜けた人物
感情などがないような人物で紹介されていたものの、
移植手術の時は、なぜだけビビっていたのが「?」マーク。
感情がないなら、ビビることもないんじゃないでしょうかね。
それはともかくとして、いきなり他人の記憶を植え付けられた
ジェリコですが、最初は記憶が戻らず、とにかく悪いやつでした。
人を殴ったり、車を奪ったり、荒々しさ満点。
フェイスオフみたいに、顔が入れ替わるやつの脳みそ版かと
思いましたが、これは記憶が共存するのかと勘違いに気付いた瞬間でした。

記憶を取り戻していく

徐々に記憶を取り戻していくと、ビルの記憶も出てきます。
他人の姿で、家族に会うのはどんな心境でしょうか。
どちらの人格が勝つのかで、いろいろ変わってきそうな気がします。
家族からするとなんてことしてくれるのって感じでしょうか。
ジェリコの残虐さとビルのCIAとしての記憶、そのあたりが
うまく共存して、事件を解決に導いていきます。
悪者とはいえ、女性に対しても容赦ないのは、ジェリコの人格
そのものですね。ケヴィン・コスナーがそんなことするなんて、
意外でした。意外性も楽しめる気がします。

ミサイル発射

この映画でも、他の映画でもそうですが、おおむねミサイルの
発射スイッチが人質みたいな扱いになります。それだけ
武器になる話なんでしょうか。もう少し違う話も聞きたいところです。
今回の映画では、なんとミサイルが発射されてしまいますが、
ここは最後の最後で伏線の回収。実は、ジェリコとハッカーの功績により、
ミサイルは、悪役のところに行く設定になっていました。
見事にミサイルは悪役に直撃して無事に事件は解決します。

今後はどのように生きるのでしょう

2人の記憶を持ちながら生きるってどうなんでしょうね。
もともとは、捜査のために記憶を植え付けられた死刑囚です。
CIAの記憶を持った死刑囚なんて危険すぎる気がします。
生きている方も、あまりに正反対すぎる人格であるがゆえに
人格崩壊してしまいそうな気もします。葛藤がありすぎて
精神衛生上よくありません。
その後の生き方までははっきり描かれていませんが、
現実社会であれば、用済みでそのまま消されそうで怖いですね。
他人の記憶を植え付けられるなんて、想像すると勘弁して欲しいですね。

まとめ

悪役のケヴィン・コスナーを見れるのは
あまりないので、めずらしいキャストでした。
最初は、ケヴィン・コスナーって気づきませんでした。
それだけでも見ていいかなと思える作品です。
それぞれの登場人物の心の葛藤を想像しながら
見るのも一興かと思います。

評価/キャスト

オススメ度 ★★

ジャンル:アクション・サスペンス

監督:アリエル・ヴロメン

出演:
ケヴィン・コスナー(ジェリコ役)
死刑囚とはいえ、他人の記憶を有無を言わさず植え付けられる。
そのおかげで感情が芽生えたので、本人としては
幸せなのかもしれない。良かったのか悪かったのか
悩める人物だ。

ゲイリー・オールドマン(クウェイカー役)
気性の激しい方。無理難題を言うことが多いですが
こういう方じゃないとトップは務まらないのでしょう。

トミー・リー・ジョーンズ(フランクス医師役)
最近宇宙人のイメージしかないないので、
この人なら、脳内の記憶を移植するくらい
朝飯前だろうなくらいに見てしまいます。
さりげなく、ジェリコに薬を渡したりやさしい役柄。
でも記憶の移植なんて、研究している内容はとんでもない。

ガル・ギャドット(ジル役)
いきなり旦那の記憶を持った、別人を見せられるという
一番かわいそうな気がする。記憶は旦那だけども
人格的には違うやつが存在する。どう接していいか
わからないですよね・・・。

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