この映画をおすすめしたい人
- 当時の2ちゃんねるの書き込みをご存知の方
- タイムループものが好きな方
- ちょっとこわいホラーが好きな方
あらすじ
大学で民俗学を学んでいる堤春奈は、
神隠しを卒業論文のテーマにする。
そのため、異世界にいったことのある
葉山純子に当時の話を聞くことに。
感想
当時の2ちゃんねるの書き込みを元に作成した映画
この映画の元ネタは
2ちゃんねるに書き込まれた
はすみという投稿者の話が
元になっています。
当時は、けっこう話題になった
書き込みだったと記憶しています。
リアルタイムに異世界から発信している
そういうことが当時受けたんだと思います。
現実の話ではないと思いますが
読み進めるうちに
引き込まれていく文章でした。
その2ちゃんねるの文章を
上手く取り入れて、
映画として1つ作り上げたのは
脚本の人はホントに
すごいなと思いました。
オリジナルの書き込みの方では
人が消えたりというのはなく
1人で異世界をさまようというところが
さらに不気味さを増していたんだと思います。
その点では、オリジナルの方が
より異世界の奇妙さというのは
感じ取れたかもしれません。
葉山目線で描かれる再現映像
葉山の話を再現する映像では
完全に葉山目線で描かれます。
急に人が現れたりとか
その手法のおかげで
ドキドキ感が増したと思います。
心臓に悪いです。
時折この手法を使う映画がありますが
自分の目線で描かれるような
感覚になるので、より臨場感が
出るのかもしれません。
そういう点では、ホラー映画として
まずまず、驚かせどころは
抑えているような感じでした。
異世界にたどり着いてからはコメディ風
堤が異世界にたどり着くと
葉山から聞いた通りのことが
起こっていきます。
この後の出来事がわかってしまうため
ホラー映画としては、先が読めるという
致命的な展開になってしまいます。
そのためか、淡々と堤が出来事を
クリアしていくだけになってしまい。
どこかコメディ色が出てしまうことに。
それはそれとして、
楽しんで観ることができたので
良かったと思います。
そんなコメディな展開の中
最後の最後で、堤の人間らしさが表現され、
それを上回る葉山の腹黒さの描かれ方は
人間の怖さを表した、面白い展開だったと
個人的には思っています。
そして、最後の展開では、
葉山の姪が異世界に行く展開に。
映画はここで終わりますが、
この後の展開と言うのは
いろいろなことが想像できて
楽しい余韻が残る映画でした。
まとめ
当時の2ちゃんねるの書き込みの
元々の話を知っているものとしては
それが映画化されるのは感慨深いですね。
元にしているだけで、話は違いますが
当時の書き込みを知っている人は
思い入れもあると思うので
ぜひ見てもらえるといいかなと思います。
キャスト
☑ 監督 永江 二朗
☑ 恒松 祐里(堤春奈役)
卒論テーマで神隠しを選ぶのは
変わったことしか思えません。
冷静沈着に物事に対処していく姿は
ちょっと冷淡な性格なのかもしれません。
そこを葉山に見透かされていたのでしょうか。
☑ 本田 望結(宮崎明日香役)
この子がなぜこのループに
巻き込まれているかが謎。
正義感の強い子。
☑ 佐藤 江梨子(葉山純子役)
宮崎を助けるためなら
手段を選ばないところがすごい。
本来なら自分がもう一度行き
助けに行けばいいのでは?
と思ってしまいます。
本当に異世界に行けなくなったのか。
それとも自分が犠牲には
なりたくなかったのか。
どちらとも想像できる人物です。
ある意味人間の怖さを感じます。
ロケ地紹介
■八木沢駅(長野県)
映画の中でのきさらぎ駅は
こちらの駅で撮影されました。
■塩野神社
葉山と宮崎が逃げ込んだ神社は
たぶんこちらの神社と思われます。
関連サイト等
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