
映画『シグナル』の作品情報とあらすじ

基本情報
- 公開日:2015年
- 監督:ウィリアム・ユーバンク
- 上映時間:97分
あらすじ
ニックとジョナ、そしてニックの恋人ヘイリーの3人は、
引越しを兼ねたドライブ旅行を楽しんでいました。
旅行の最中、ニックとジョナは、正体不明のハッカー「ノーマッド」からの
挑発的なメッセージを受け取ります。二人は発信源を特定。
その場所はネバダ州の荒野に佇む不気味な廃屋でした。
廃屋に到着し、探索を始めた直後、
ヘイリーの悲鳴を聞いた2人が車に戻ると
ヘイリーがさらわれ、2人も見覚えのない施設で目を覚ますことに。
予告
この映画の3つの見どころ
この映画の3つの見どころ
- 鮮やかな「ジャンルの変貌」
- 低予算を感じさせない「映像美」
- 観る者を突き放す「衝撃のラストシーン」
映画『シグナル』全体の感想

日常が崩壊する「予測不能なジャンルの変貌」
まずは、ロードムービーから不条理スリラーへと急転回する物語の構成に圧倒されました。
物語の前半、若者たちが未知のハッカーを追って荒野へ向かう高揚感は、
隔離施設での目覚めと共に一変します。
防護服を着た男たちの非人間的な対応や、外界から完全に遮断された絶望的な状況が、
「自分たちは何をされているのか」という不安を煽ります。
この予測不能なストーリー展開こそが、本作をただのSFに留まらせない最大の魅力だと感じました。
剥き出しの感情を揺さぶる「映像美とアクション」
特筆すべきは、低予算作品とは思えないほど洗練された映像美とアクションのキレです。
後半、主人公ニックの身に起きた「ある変化」が明かされてからの映像表現は圧巻で、
鈍色の重厚なメカニカルな造形と、泥臭いまでの人間ドラマが見事に融合しています。
スローモーションを多用した叙情的なカットが、ニックの焦燥感や悲しみを際立たせており、
単なるSF的なギミックを超えた、剥き出しの感情を揺さぶる迫力がありました。
ただ、このスローモーションの多様に関しては、賛否あるかもしれません。
認識を覆す「衝撃のラストシーンと余韻」
そして、すべてを覆すラストシーンの衝撃は、観終わった後もしばらく思考が止まらなくなるほど強烈です。
それまで積み上げられてきた不信感、実験、脱走劇といった全てのピースが、
あの数秒間の視覚的な驚きとともに、それまでのクライマックスの熱が収束していく状況。
決して、物語の真実が明らかになっているわけではなく
さらに謎が増えてしまったような描写に、
ただただ想像力が掻き立てられ、いろいろな考察が頭の中を駆け巡ります。
まとめ
前半のぬるいロードムビーから、ミステリアスな雰囲気へ続き、
ラストに向けて、一気に加速していく展開は、SFファンならずとも引き込まれるはずです。
この映画の真実を、ぜひブログの読者の皆さんにも考察してほしい一作です。
シグナル キャスト紹介

ブレントン・スウェイツ(ニック役)
自分の足があんな変化を遂げたら、
それはそれは驚きますよね。
皆川亮二さんの漫画、『ARMS』が頭をよぎりました。
|
|
ボー・ナップ(ジョナ役)
ニックの親友。共にハッカーを追う。
友人思いで優秀な青年。
ニックの良き相棒として存在感を発揮しています。
オリヴィア・クック(ヘイリー役)
ニックとジョナに巻き込まれてしまった子。
ニックの恋人役として、一緒にいて、何かされた様子があるものの
その何かは明かされず、謎が謎のまま終わる。
ローレンス・フィッシュバーン(デイモン役)
ニックたちを監視・調査する。
作品が違うのですが、役柄的に、モーフィアスが出てきてしまう。
何かもう、赤いカプセルと青いカプセルを
今にも出してきそうな雰囲気しかない。
『シグナル』の世界にどっぷり浸かろう!配信やBlu-ray購入はこちら#PR
|
|